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山田孝之×菅田将暉『dele』が描く「デジタル遺品」の現状は? 専門家に聞く“世界的な問題点”

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 山田孝之と菅田将暉がダブル主演を務める金曜ナイトドラマ『dele』が、9月14日の放送で最終回を迎える。

 注目したいのは、坂上圭司(山田孝之)と真柴祐太郎(菅田将暉)を主人公に、1話完結型形式で創出していく物語であり、ドラマの特徴が「デジタル遺品」を扱うという点だ。多くの人が手にするようになったスマートフォンだが、個人の人となり、誰にも見られたくないデータが詰まったデジタルデバイスでもある。もし、突然亡くなってしまった場合、それらがどう扱われるのか、ほとんどの人が想定できていないのが現状だろう。

 “今もっともタイムリーな題材”とも言われるこのデジタル遺品について、著書『ここが知りたい! デジタル遺品』を持ち、デジタル遺品研究会ルクシー理事である古田雄介氏について話を聞いた。

 「遺品の中でもデジタル環境を通してしか実態が把握できないものを、“デジタル遺品”と呼びます。スマートフォンに入っている写真や通話履歴、メッセージであったり、インターネット上にあるSNSアカウントやSNSの中見、ネット銀行の口座なども含みます。デジタル環境を通さないといけないから、普通の遺品よりも気づきにくいという問題があります」

 続けて、古田氏はデジタル遺品の扱いについて「世界的な問題点がある」と続ける。

 「デジタル環境はまだ広く普及して30年程度しか経っていません。持ち主が亡くなるケースもまだ少ないため、その後のことは業界全体での対策などが十分に立てられていないのが現状です。同種のサービスでもA社は相続に対応して、B社は受け付けないということが往々にしてあります。運営側からしても本当に契約者が亡くなったかを裏付けするのが難しいですしね」

      

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