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『ブラックペアン』の手術支援ロボット「ダーウィン」は実在する? NEWS23が伝えた医療現場の最新状況

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 TBSのニュース番組『NEWS23』が6月6日、同局で放送中の医療ドラマ『ブラックペアン』に登場する手術支援ロボットを取り上げ、医療現場の最新状況に迫った。

 嵐・二宮和也の主演で人気を博しているドラマ『ブラックペアン』は、イムス東京葛飾総合病院・心臓血管外科の医長、山岸俊介氏の監修を受け、リアリティのある手術シーンが見どころの一つになっている。

 同ドラマで、心臓に疾患を抱えた少女を救うために投入されたのが、「ダーウィン」と呼ばれる手術支援ロボットだ。ミリ単位の精密な操作が可能で、作中では米粒に文字を書くシーンも展開された。そして『NEWS23』によれば、このロボットは、現実の医療現場でもすでに活躍し始めているという。正式名称は「ダビンチ」(da Vinci)だ。

 ダビンチは、手術台から離れた場所にあるコンソールを使い、手足を使って4本のアームを操作する。その利点のひとつは、大きな傷口を作ることなく、細かな作業ができることだ。手ぶれもなく、番組の取材に応じた帝京大学医学部付属病院・心臓血管外科の下川智樹主任教授によれば「基本的には僕の手が3cm動くと、ロボットの手が1cm動く」とのことで、ロボットならではの高い安定性がある。2000年に日本に導入され、現在は第4世代。コンソールのモニターで確認する術野の映像も進化しており、現在では3D映像で、実際に患部に顔を近づけているような感覚で執刀ができるという。

 帝京大学医学部付属病院では、前立腺がんなどで、すでに多くのダビンチ手術が行われている。執刀医の操作に合わせ、ロボットのアームは自在に動く。手術台の側のスタッフも3D用のゴーグルを着用しており、その様子はかなり未来的だ。

 同院泌尿器科の中川徹主任教授は、「前立腺に関しては、開腹よりもはるかにロボットの方がやりやすく、メリットが大きい」と語る。ダビンチは体の深い部位での細かな作業に適しており、「手術のダメージは結果的に小さくなるし、手術後の出血量も含めて治療成績はいい」そうだ。

      

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