【PUBG】PC版に待望のトレーニングモード&新武器実装! その有用性を徹底検証
皆さんはバトロワゲームを楽しんでいるだろうか? 今回はバトロワゲームの開拓者・PC版『PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)』へ、近日中に追加される大きな要素「トレーニングモード」と、新武器、新アタッチメントを紹介しよう。
スマホ版から逆輸入された「トレーニングモード」
PC版『PUBG』のテストサーバーで、待望の「トレーニングモード」が実装された。以前より、PC版ユーザーから「練習に使えるトレーニング用のマップを実装してほしい」という声が上がっており、スマホ版にはすでに実装されている「トレーニングモード」を逆輸入した形となった。
筆者もテストサーバーに実装されたので、早速プレイしてみた。といっても、特に目的などはなく、自分の気が済むまで好きな武器の扱いや乗り物の運転などを練習するだけだ。
筆者が特に便利だと感じたのは、800mとかなりのロングレンジに対応した射撃場だ。『PUBG』ではKar98kや、M24、AWMといったボルトアクションライフルや、SKS、SLR、QBU、Mini14といったDMRは非常に強力な武器である。ボルトアクションライフルは特に強力で、Lv2以上のヘルメット着用の敵をヘッドショット1発で倒すことができる。
その分、1発ごとにコッキング動作を行う必要があり、連射性に欠ける武器であるため、1ショット1キルを心がける必要がある。しかし、遠くの敵の頭を1発で撃ち抜くのは至難の業だ。
というのも、『PUBG』では弾速と距離による偏差を考慮する必要があるからだ。弾丸の重量が重い7.62mm弾は弾速が少し遅めで、長距離射撃時には弾丸が大きく落ちる特性があり、それらを考慮して照準を合わせる必要がある。
そういった普段のプレイでは練習しづらいプレイも、「トレーニングモード」であれば自由に練習することができる。
他にも船や車、バイクを練習することができるレースコースなども用意されているので、普段使わない武器を使いこなせるよう練習するも良し、普段から使い込んでいる相棒をさらに使いこなせるように練習するも良しで、敵の存在を気にすることなく、“実戦”でより精度の高い立ち回りができるようになりそうだ。
新武器「Mk47 Mutant」
新武器として、7.62mm弾を使用するアサルトライフル「Mk47 Mutant」が追加された。Mutant(ミュータント)は「変異体」という意味で、AK47シリーズを元にした派生モデルの1つだ。ゲーム内ではAKMと同じダメージを持つ、強力なアサルトライフルとなっている。射撃モードが今までにはないパターンで、セミオート(単発)と2点バースト(2点射)のみで使用可能だ。
2点バーストでしか射撃できないため、近距離での火力は他のアサルトライフルに劣るが、中距離での射撃時には照準がブレにくく、より当てやすくなっている。とはいえ、7.62mm弾を使用する武器で、反動は大きめなので、連射すると反動でかなり跳ね上がるので、敵に命中させるのは難しくなるだろう。
Mk47 Mutantにはサイト、マズルアタッチメント、グリップ、マガジンのアタッチメントが装着可能だ。装弾数は20発、拡張マガジン装着で30発なので、アサルトライフルに分類されているが、実際はDMRに近い性能を持っている。
筆者おすすめのアタッチメントは4倍スコープ、コンペンセイター、アングルフォアグリップ、拡張マガジンだ。縦反動も大きめだが、横反動も大きめに感じたので、コンペンセイターとアングルフォアグリップで縦反動と横反動を軽減し、4倍スコープでDMR的な運用をするのがおすすめだ。200mぐらいまでは2点バースト、それ以上の遠距離はセミオートで使うと安定して命中させることができた。
新アタッチメント「レーザーサイト」
そして、『PUBG』にもついに、レーザーサイトが追加された。レーザーサイトはレーザーを用いた光学照準器の1つで、弾道と同じ位置にレーザーを照射することで、着弾位置を確認することができる。
レッドドットサイトなどの光学照準器は、ターゲットとある程度離れた状態では正確に着弾位置を示すことが出来るが、至近距離の場合は狙った位置と着弾位置がずれることがある。だが、レーザーサイトは近距離でも着弾位置をほぼ正確に示すことができるので、至近距離での戦闘では非常に有効だ。
ゲーム内では、腰だめ射撃時(通常時、右クリック長押し時)の命中率を上昇させることができる。レーザーサイトはグリップの代わりに装着可能なので、ARやDMRにも装着可能だが、ハンドガンやSMGなどの至近距離での戦闘に使用する武器に使用するのがいいだろう。
上は、レーザーサイトを装着した武器で構えた時の画像だ。
ちなみにレーザーは自分だけにしか見えず、味方や敵には見えない仕様となっている。
新ビークル「Tukshai」
新たな乗り物として、Sanhok専用の車両「Tukshai」が追加された。アジア地域では「トゥクトゥク」と呼ばれているタクシーなどに良く用いられる3輪車両だ。3人乗りの車両なので、スクアッドでプレイ時には別の車両を探したほうが良いだろう。
可愛らしい見かけだが、速度はあまり出ないので、できれば他の車を探したほうが良いかもしれない。現状では、実用性には欠けるように思えるが、こういう遊び心が、ゲームをより楽しくしてくれるだろう。「Tukshai」はSanhokでUAZとミニバスの代わりにスポーンするとのことだ。