勝敗を決めるのは“体のデカさ” パーティー感覚で遊べる新たなTPS『モーフィーズ・ロウ』レビュー

 8月23日、スイスに拠点を置くインディーデベロッパーCosmoscopeは、Nintedo Switch向けダウンロード用ソフト『モーフィーズ・ロウ』を発売した。

 元々は2017年9月14日のNintendo Directで発売がアナウンスされた作品で、当時は同年冬の配信開始と発表されていた。しかし時期がズレ込み、この度2018年夏に発売される運びとなったわけだ。

Morphies Law – Nintendo Switch Launch Trailer

 ゲーム概要の発表から実際の発売まで約1年の時間を経た本作は、一言で表すと「一風変わったTPS(サード・パーソン・シューティング)」である。

 というのも、実際のプレイ映像を見てもらえると分かりやすいが、ギスギスしたバトルというより、パーティー感覚で楽しめるユニークなシューティングなのだ。では一体どの部分がユニークなのか? 気になるゲームシステムや操作方法などをピックアップしてご紹介したい。

体のデカさが物を言うユニークなゲームシステム

 PC、CS、モバイルアプリを問わず、一般的なシューティングゲームは相手プレイヤーを攻撃して体力を0にすれば倒すことができる。このルールはおそらくイメージしやすいと思う。そんなシューティングの根幹となる基本ルールにアレンジを加えた『モーフィーズ・ロウ』において、勝敗を決する要素は、何とプレイヤーキャラクターの「サイズ」である。

 例えば、こちらが相手プレイヤーの脚部に集中射撃を加えると、自キャラの脚部が巨大化。逆に相手キャラは脚部がどんどん小さくなる。体が通常サイズで脚だけ小さくなるとコミカルな見た目になるだけでなく、脚部が大きくなった方のジャンプ力が上昇するなど、アクションにも違いが生じる。慣れてくると、自分が強化したい部位を狙って射撃を行い、腕や胴体を巨大化させたまま戦えるようになるだろう。

 だが巨大化したということは、それだけ相手から狙われやすく危険も増す。なので何も考えずに攻撃しまくるのではなく、ゲーム序盤から中盤は上手い具合に体のサイズを抑え、「ここぞ!」というタイミングで攻勢に出れば戦いやすくなりそうだ。また、巨大化して弾が当たりやすくなったプレイヤーを狙えば、初心者でもかなり戦いやすくなる。それでも対人戦に不安を感じるなら、CPU相手に戦うシングルモードでじっくり技術を磨くことも可能だ。

 いずれにせよ、4対4のチーム戦がメインのTPSなだけあって、Nintedo Switchで発売された『スプラトゥーン2』の経験者は似たような感覚で遊べるかもしれない。こうした独創性溢れる内容だからこそ、カジュアルなゲーム作品を好むユーザーにこそ遊んでほしい一品である。スプラトゥーンと同様に、これまで対戦シューティングゲームに親しんでいなかったプレイヤーにもその魅力を伝える要素が、本作にも確かにある。

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