笑福亭鶴瓶＆ナイナイ「一番楽しい番組です」　2025年も変わらない『英語禁止ボウリング』“収録後の本音”

　2025年1月1日、ABEMAにて『鶴瓶＆ナイナイのちょっとあぶないお正月』が放送される。

　前身番組の『志村＆鶴瓶のあぶない交遊録』は1998年から2019年までテレビ朝日で放送され、2021年からはABEMAでの配信となり、番組名や内容を変えながら、いまもなお多くの人に愛されている。

　番組のなかでも特に人気のコーナー『英語禁止ボウリング』を今年も開催。名前のとおり英語での発言を禁止とし、もし発言をしてしまうと1000円の罰金が都度課せられるというシステムだ。さらに「コスプレ美女」や特別ゲストが多数登場するなど、見どころが満載となっている。

　本記事では、番組収録直後の笑福亭鶴瓶、ナインティナインの岡村隆史・矢部浩之に、番組への思いや今回の見どころなどを聞いた。

「相変わらずめちゃくちゃ」「一番楽しい番組」それぞれの番組への想い

――まずは収録お疲れ様でした。今回の感想をお願いします。

笑福亭鶴瓶（以下、鶴瓶）：（番組の規制自体は）緩くなってるのかな。それとも、厳しくなってるのかな。1年に1回のことだから忘れとったんやけども、相変わらずめちゃくちゃなのは変わりません。

矢部浩之（以下、矢部）：すごいですよね。こんな番組、いまないですから。

岡村隆史（以下、岡村）：僕は一番楽しい番組です。収録は毎回すごくテンションが上がります。この番組がなくなったら「本当にお笑いって終わっていくんだ」と思うくらい。こんな機会、なかなかないですから。

矢部：年齢重ねてますから、収録前はさすがに恥ずかしいんですよ。毎年のことだから「今年もこんなことが起こるだろう」とある程度は想定できるので。恥ずかしいんですけど、収録が始まったら、楽しいんですよ。

鶴瓶：いままでやってたことが、トーンダウンしたら嫌やないですか。志村（けん）さんが居てるときと変わらないし、志村さんも喜んでるんじゃないかな。僕も楽しいです。

矢部：見逃してもらってる感じですよね。

鶴瓶：そうやな。これホンマにね、楽しみにしてくれてはる人多いんですよ。タクシーの運転手さんとか。

岡村：ホンマにいろんな人から言われますよね。「今年も『英語禁止ボウリング』あるんですか？」って。

鶴瓶：でも、様子見ながら続けていかんと。調子に乗ったらあかん。

「ABEMAさんが一番アホかもしれない」　芸人側もびっくりする番組に

――今年も「コスプレ美女」がたくさん登場しましたが、特に印象的だった女性はいますか？

鶴瓶：『地面師たち』（Netflix）パロディの女性ですね。でも僕の番じゃなかったから、羨ましかったです。

矢部：コスプレ美女の登場とかは、助っ人ゲストのホトちゃん（雨上がり決死隊・蛍原徹）もすごい喜んでましたね。

鶴瓶：それも嬉しかったな、ずっとホトちゃんが喜んでくれてたのが。「こんなことができるのか」と。

矢部：去年の三村さん（さまぁ〜ず・三村マサカズ）も言うてはりましたね。いまは芸人側もいろんなことに対するストップラインを持っているので、こういう番組はびっくりするんですよ。

岡村：僕らも収録中に「本当に大丈夫かな」と思って、ABEMAさんのほうをチラチラ見るんです。でも皆さん笑ってはるんで、ええかなと。

鶴瓶：ABEMAさんが一番アホかもしれない。

――コスプレ美女の登場といえば、岡村さんのときはホルスタイン・モリ夫（モリマン）さんが登場するのがお決まりとなっています。

矢部：不思議よな。モリ夫は番組のなかでも一番すごいことしてるのに、全体を中和するような空気があるから。面白いし。

鶴瓶：ホンマに面白いね。モリ夫だからこそ、ええよね。

矢部：そうですね、相性というか。

岡村：モリ夫と出会えたことに感謝してます。

矢部：もう付き合ってる。台詞が。

岡村：最高の女です。

――最後に、特に注目してほしいポイントを教えてください。

岡村：「ホンマにこの番組観てはるんかな？」と思うような豪華なゲストが何人も来はるんですよ。

鶴瓶：風間（俊介）なんか、ニヤニヤ笑いながら出てきてな。

矢部：風間くんは……逆に、注目です。見てあげてほしい。

岡村：いろんな女性の方がいるバックステージに居てはったから、震えたんでしょうね。ほかにも豪華ゲストがたくさん登場するので、ぜひ注目してください。

■番組詳細
放送日：2025年1月1日（水）夜11時～
番組視聴URL： https://abema.tv/channels/special-plus/slots/CKbzQw35cf4UBy
※放送終了後から2025年1月5日（日）深夜0時30分までの期間は、無料見逃し配信でお楽しみいただけます。