擬人化した“銃器”が活躍する『ドールズフロントライン』、ついに日本でも配信! さっそくプレイしてみた

製造や開発などは各資材を消費するタイプ

 新たなキャラを入手できる「製造」や、キャラを強化できる装備を入手できる「開発」は、「人力」「弾薬」「補給」「パーツ」といった各資材を消費して実施可能だ。文章にすると難しそうだが、「艦これ」のようなシステムといえばわかるだろうか?

 資材の割合によって入手できるキャラの種別が異なるので、どの資材をどれだけ投入するかは難しく、艦これなどでも「レアキャラが出やすいレシピ」というのが攻略Wikiなどに乗っているのだが、「ドールズフロントライン」はその辺りもかなり優しくなっている。

 『ドールズフロントライン』では、他のプレイヤーが製造や開発を行ったときの結果の一覧を表示できる。お目当てのキャラが居れば右の「レシピ適用」を押すだけで、そのプレイヤーと同じ割合に資材がセットされる。資材の割合を同じにすれば同じキャラが手に入る、というわけではないが、闇雲に資材をセットするよりも確率は上がるのではないだろうか?

サクサクプレイできるちょっとした工夫も

 また、このゲームでは、出撃していない部隊を後方支援任務に出すことが可能だ。後方支援任務は出撃していない部隊を後方支援任務に出し、一定時間経つと帰還して資材や様々な資材を取得することができるのだが、ここにもサクサクプレイが可能な工夫がされていた。

 というのも、ゲームを起動した際、後方支援に出した部隊の報告を受けることができる。その後、同じ後方支援任務に同じ部隊をワンタップで出せるので、アイテムや資材狙いで何度も同じ後方支援任務に出す“周回”はかなり楽だ。

 そして、ホーム画面左の時計マークを押すと、現在後方支援に出ている部隊の一覧と残り時間、宿舎などへのショートカットが配置されている。こういった細かい工夫は、ゲームを長時間するヘビーユーザーにとっては嬉しい。

個性豊かなキャラたち

 こういったゲームのキャラは総じて個性が豊かだが、「ドールズフロントライン」のキャラもその例に漏れず。ミリタリーに興味がない人にとって、「銃」は総じて弾が出るだけの兵器だが、どの銃にもそれぞれ特徴や時代背景、開発された経緯などがあり、キャラクターデザインや設定には、そういったものがしっかりと取り込まれている。

 例えば、トンプソンは入手時のセリフで「シカゴタイプライター」と名乗っている。シカゴタイプライターとは、銃声をタイプライターの打鍵音に例えたところからつけられたトンプソンの別名だ。彼女をタップした時に話すセリフの1つには「サツ(警察)がいない世界だって!? おーっし、これで気持ちよく暴れられるぞ!」というものもある。これは禁酒法時代に、ギャングがトンプソンを好んで使っていたことを元にしていると推測される。

空き時間にサクッとプレイ、続きは後で

 「ドールズフロントライン」は空いた時間にサクッとプレイすることができ、次にプレイする時はサクッと始めることができるのも特徴だ。上の画像では「1-6 除草作戦」に出撃し、途中で帰還したときの画面。途中で帰還した場合でも、最初からやり直しにはならず、前回の途中からプレイすることができる。「移動中などにサクッとプレイし、目的地についたら一旦中断、家に帰ってからゆっくり続きをプレイ」と、空き時間を有効に活用しながらプレイできるのは、この手のスマホゲームにおいては稀だ。

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