TikTok オーディションが入賞者を発表 119,512件の中から選ばれた動画は?
6月23日から7月6日までの期間中、開催されていたTikTokオーディションの入賞者が発表された。今回のイベントの総投稿数は119,512件、総再生回数は491,742,831回を突破し、前回開催されたイベント「TikTokerバトル」を上回る規模となった。
本オーディションは「ペット」「デュエット」「フード」「ファッション」「コメディー」の5つの部門に分かれ、約15秒のオリジナルのショートビデオを投稿し、動画の再生回数、シェア、いいね、コメント数、トップクリエイターによる審査に基づいて競い合うもの。優勝者は各部門5名の計25名、準優勝者は各部門15名の計75名で、計100名の人気クリエイターを決定するという内容だ。
入賞者の動画は?
TikTokは10代を中心に人気を集めている動画投稿アプリだ。「リップシンク」といわれる曲やセリフに合わせて口パクを行なう動画をはじめ、オリジナルのダンスや乃木坂46も挑戦していた”アゴ乗せ動画”なども、TikTokで流行っていたものだ。
今回入賞した投稿動画を一部、紹介しよう。コメディー部門での優勝者@DAICHI【Ukulelist】の動画はTikTok内で流行しているYunomi & nicamoqの「インドア系ならトラックメイカー」をキューキュー鳴くチキンのおもちゃでアレンジしたものだ。このアレンジ曲もTikTok内で流行しており、この曲のリズムに合わせてダンスを踊ったり、ペットのほっぺたを指でつついてみたり、という新しい流れが生まれている。
ペット部門の柴犬コマリの動画は「全力〇〇」シリーズやってみた系動画だ。笑顔やキメ顔などのお題に合わせて表情をつけていく内容となっている。元ネタはVtuber・キズナアイが動画にしていた「じゃがりこ面接」で、こちらはお題となる気持ちや状態を「じゃがりこ」で表現するという内容だ。その後「キズナアイ面接」も生まれ、人気YouTuber・東海オンエアのとしみつと水溜りボンドのカンタが挑戦する動画もアップされるなど話題を呼んでいた。
TikTokを見ていると、10代の中で流行している動画コンテンツやファッション、ダンスなどカルチャーの流れが読み解けるものも多い。最初はあっけにとられるかもしれないが、多くのユーザーを楽しませている動画たちを鑑賞してみてはいかがだろう。各部門の受賞者の詳細は以下、公式サイトまで。
https://www.tiktokv.com/jp/audition
(文=編集部)