水溜りボンドも注目する不可解な内容 怖いと話題のYouTuber「アシタノワダイ」とは?
「アシタノワダイ」というYouTuberをご存知だろうか。投稿した動画の内容が様々な憶測を呼び、現在、ネット上で大きな話題となっている。今回はその騒動について、積極的に考察を行なってきた人気YouTuber・水溜りボンドの動画とともに紹介する。
「アシタノワダイ」とは?
「アシタノワダイ」とは、その名の通り明日の話題になるような物事や、情報をランキング形式で紹介するチャンネルである。同チャンネルの動画は基本的に、ナレーターの「まい」(チャンネル管理人)が画像とともに解説し、前後に「みーたん」という女性が登場するパターンで構成されている。その構成と内容の面白さから、チャンネル登録者数は公表されていないものの、動画によっては400万回、500万回という、多くの再生数を獲得している。
騒動のはじまり
定期的に動画を投稿していた「アシタノワダイ」だが、2018年5月22日に突如動画を投稿しなくなった。そして、約1ヶ月の“失踪”を経て、6月23日「今回の騒動について」というタイトルで突然、動画を投稿。8分強と長めの動画で、序盤はなんの注釈もなく「マクドナルドの好きなメニューTOP5」という内容から始まるが、一瞬不可解な文字が画面に映ったり、みーたんの衣装が死装束のようだったり、えくぼの位置が反転していたりと、様々な不可解な点がある。
動画後半には、「冗談はここまでにして」と、心配をかけたが身の安全は確保しており、「パレスチナに向かうので安全面はさらに盤石」という情報がテキストだけで表示される。最後は、ピー音(テストトーン)とともに「人はみんな死ぬんだよ」という言葉で締めくくられ、ただごとではない動画として話題が沸騰した。
水溜りボンドの考察動画も人気
多くのYouTuberがこの話題を取り上げるなか、「水溜りボンド」は都市伝説としてこの動画についての考察動画を投稿している。動画内では先ほど紹介した、一瞬映る不可解な文字を並べていくと、「ミテルンデショコノヒトゴロシ」(見てるんでしょ この人殺し)となることなどを紹介している。
削除された新たな動画
その後、7月に「アシタノワダイ」が投稿したものの、すでに削除されている「時は来た!それだけだ」という動画についても、水溜りボンドは考察動画を投稿。この動画についても新たな謎が浮上している。
現在は動画を見ることができないが、水溜りボンドは「お金というもの自体が実は政府が作ったものではなく、世界はお金で支配できるので実際に操っているのは裏の人物である」という内容に受け取れることを、ざっくり考察している。この流れから、カンタは情報社会の恐ろしさや、「世の中の闇」について語った。
全体的に怖い内容の動画だが、水溜りボンドのノホホンとした雰囲気で中和されているため、「元動画が怖くて見られない」という人にはおすすめだ。
真相はまだ明かされておらず、「アシタノワダイ」にまつわる謎は深まるばかり。動画に何らかの深刻なメッセージが隠されているのか、単なるネタなのか。新たな動画の公開とともに、水溜りボンドの考察も楽しみにしたい。
(文=ひろこがね)