夏の風物詩『時をかける少女』 今夜の金曜ロードショーでは、立体音響を使った連動企画に注目!

 「夏のスーパーアニメ祭り第1弾『未来のミライ』公開記念 2週連続 細田守監督SP」として、『時をかける少女』が本日7月20日21時より金曜ロードショーにて放送される。

『時をかける少女』(c)「時をかける少女」製作委員会2006

 同監督による『サマーウォーズ』や、7月27日に同じく金曜ロードショーで放送予定の『バケモノの子』とともに、近年は夏の風物詩ともなっている本作。思わず胸がキュンとなる少年少女らの切ない青春劇のみならず、今年はテレビ放送と連動した、立体音響を使った特別企画にも注目だ。

【スマホ専用】連動特別企画『時をかける少女』千昭を超至近距離(バイノーラル)で聞ける「未来で待ってる。」特設サイト

 立体音響を体験するには、まずはイヤフォンかヘッドフォンを用意して、スマホで特設サイトにアクセスしよう。特設サイトでは、『時かけ』のテレビ放送と連動し、間宮千昭のセリフを超至近距離から臨場感たっぷりのバイノーラル音声で堪能できる。

 テレビ放送中に対象のシーン(全5シーン)がくると、サイトが連動してブラウザ画面にシェアボタンが出てくる。そのボタンを押してSNSにシェアをすることで、千秋のセリフを立体音響で聞けるようになるのだ。さらに、テレビ放送中に出現したシェアボタンを一度押せば、放送後にセリフを聞き直すこともできる。

連動特別企画『時をかける少女』千昭を超至近距離(バイノーラル)で聞ける「未来で待ってる。」特設サイト画面

 また、サイト上では、立体音響化された千秋の音声をテレビ放送前にお試しで聞くことも可能だ。イヤフォンかヘッドフォンを準備し、サイト上の「お試し立体音響」ボタンを押すだけで、本企画の説明と千昭のセリフを楽しめる。千昭の声は右から、前方から、左からと、ゆっくりと移動しながら色々な方向から聞こえてくる。そのため、千昭がまるで自分のまわりを歩きながら話しているかのような、不思議な感覚に陥る。このバイノーラル音声のリアルさをより一層体感するためには、高音質のイヤフォンもしくはヘッドフォンを用意するのがオススメだ。

 「タイムリープ」をテーマとしたSF作品の『時かけ』は、今回のようなテクノロジーを利用した企画との親和性がとても高いように感じられる。過去に何度もテレビ放送化されている人気作品ということで、すでにストーリーを知っている視聴者も多いかと思うが、今年は『時かけ』の世界により没入できる音響企画とともに、放送を楽しんでみてはいかがだろう。

(文=まにょ)

■放送情報
『時をかける少女』
日本テレビ系にて7月20日(金)21時より放送
声の出演:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、垣内彩未、谷村美月、関戸優希、桂歌若、安藤みどり、立木文彦、山本圭子、松田洋治、中村正、原沙知絵
製作総指揮:角川歴彦
原作:筒井康隆(角川文庫刊)
監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行

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