『PUBG』の提訴に『荒野行動』運営も徹底抗戦へ 人気バトロワ系ゲーム、裁判の行方は

 PUBG corp.は今年1月にも、NetEaseの提供タイトルに向けて配信停止を求めていた。PUBGは3月、北米市場に向けてモバイル版をリリースしており、それ以前から「モバイル版PUBG」と呼ばれることも多い『荒野行動』などの作品とのわかりやすい競合が生じたこともあって、同社としては譲れないところだろう。

 NetEaseがプレスリリースとして、「今回の件につきまして、NetEaseは著作権侵害の事実は一切無いものと考えております。競合社のあらゆる提訴に強く反論し、今後その正当性を裁判等で積極的に明らかにしてまいります」とさらに強気の姿勢を見せている。泥沼化は免れそうにないが、訴訟に際して「類似性」を具体的にどう否定していくのか、気になるところだ。

■龍田 優貴
ゲームの尻を追いかけまわすフリーライター。
時代やテクノロジーと共に移り変わるゲームカルチャーに目が無い好事家。
『アプリゲット』『財経新聞』などで執筆。
個人的なオールタイムベストゲームは「ファミコン探偵倶楽部」シリーズ。
Twitter:@yuki_365bit

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