文章の要約を行うAIも登場ーー身近な先端テクノロジーを展示した「コンテンツ東京2018」レポート
先端デジタルテクノロジー展でエンタメの進化体感
多くの人が行列を作っていたのが、実際にARなど最新技術を体感できる先端デジタルテクノロジー展エリアだ。
太陽企画の展示のひとつ、「3D SOUND TRIP」は、音と映像に加え、耳や足元から振動もあわせて感じることができるVR。実際に筆者も体験したが、まるで爆音がすぐ近くでなっているような迫力を体感できた。そのほか、立体音響を利用した「さわれる音」や自動でゾンビマスクを作る「サイト・オブ・ザ・リビングデッド」など見て触れて楽しめるコンテンツに多くの人が足を止めていた。
通常、スマートフォンでARを体験するにはアプリのダウンロードを求められる。しかしOMNIBUS JAPANが展示していた「アプリレスAR」は、名前の通り、アプリをダウンロードしなくても、ブラウザベースでARが体験できるというものだった。これならさらに手軽に、ARへ触れることができそうだ。
先端技術が身近なサービスに落とし込まれていくスピードに、あらためて驚かされる。これらの技術が一般の生活に溶け込む日も、それほど遠くなさそうだ。
■ミノシマタカコ
WEBコンテンツ業界で企画・ディレクションを経験した後、フリーライターに。現在は幅広いジャンルでお仕事中。
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