3Dホログラム、VR/AR、LEDパネル……『ライブ・エンタメEXPO』で感じた“体験”の可能性

『ライブEXPO』に感じた“体験”の可能性

 2月21日から2月23日まで幕張メッセにて、最新のライブ、イベント演出にまつわる技術を持つ企業などが出展する『第6回ライブ・エンターテイメントEXPO』が開催された。今回編集部では1日目にあたる21日に参加。本稿ではその模様をレポートする。

 株式会社シネ・フォーカスが発表していたのは3Dメガネを使用しなくても裸眼で立体映像を鑑賞できる3Dホログラムだ。この技術はイギリスのMUSION 3D社が提供しているもので、米国ラスベガスのMGM Grand Garden Arenaで開催された『Billboard Music Awards 2014』で、マイケル・ジャクソンのライブ演出ステージで注目を集めた。同技術は『AnimeJapan 2017』の『Fate/Grand Order』ブースステージ演出にも使用されており、ライブ演出だけでなく、様々なシーンでの使用が可能だ。この技術が定着化すると未知の生物との共演が可能になり、舞台演出の可能性は広がるに違いない。

3Dホログラム

 会場にはVRを使用したアトラクションの展示も。ジェットコースターのような形の大型のものから、椅子に座るだけで体験できるコンパクトな形態、プロジェクションマッピングで子どもも楽しめるような簡単なゲームを映し出すものまで、場所を問わず楽しめるアトラクションも多かった。さらに動くリアルな恐竜の人形も目立っていた。テクノロジーが発展するということは場所や環境、時間を問わず“体験”を楽しめるということなのかもしれない。

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