山田洋次監督は新しい映画を撮っているーー『母と暮せば』が奏でる、伝統と先進の“交響楽”
公開初日、映画館がぎっしりと年配の観客で埋まる。近年の山田洋次監督作ではお馴染みの光景だ。この時代、観客を呼べ支持される映画監督…
現在70代後半。しかし、その美しさ&清楚さは全く衰えることを知らず、驚異の若さを保ち続けている吉永小百合。
11才の時より芸能活動を始め、映画『キューポラのある街』(62年)の主演で大ブレイクを果たす。その後も、数々の映画に出演し、青春スターとして一世を風靡するが、彼女の凄いところはここからだ。ハードな仕事の合間をぬって、才媛の集まる早稲田大学を受験し、見事に合格。ただ、美しいだけではない。インテリジェンスも兼ね備えているのだ。今でいえば、広末涼子といったところだが、知性から漂う香気みたいなものは、この人だけのものだろう。
歌手としても、橋幸夫とのデュエット「いつでも愛を」(62年)(「星より ひそかに〜♪」のアレ)が有名。今までにリリースされたシングルは優に50枚を越えるが、そのセックスを感じさせないプラトニックな歌唱は、やはり純愛歌でこそ魅力が引き立った。——最近では、被爆体験者の詩集の朗読会を定期的に開きCD化。「録音や選曲、つなぎ方など、自分なりにこだわったつもりです」という作品からは、女優/歌手業とは違い、彼女の素の部分が透けて見えるようだ。
公開初日、映画館がぎっしりと年配の観客で埋まる。近年の山田洋次監督作ではお馴染みの光景だ。この時代、観客を呼べ支持される映画監督…