チュルヒャー兄弟「動物三部作」10月30日公開 長編デビュー作から『煙突の中の雀』まで

スイス出身の双子の映画作家、ラモン&シルヴァン・チュルヒャーの監督作『ストレンジ・リトル・キャット』『ガール・アンド・スパイダー』『煙突の中の雀』が、「ミニアチュールの詩学 チュルヒャー兄弟『動物三部作』」として、10月30日よりシアター・イメージフォーラム、新宿武蔵野館ほかにて全国公開されることが決定した。
本特集は、チュルヒャー兄弟が人間たちの共同生活をめぐって生み出してきた「動物三部作」の3作品をまとめて上映するもの。長編デビュー作『ストレンジ・リトル・キャット』は第63回ベルリン国際映画祭フォーラム部門で初上映され、カンヌ、トロント、ウィーンなど80以上の映画祭に選出。兄弟が共同で脚本・監督を手がけた第2作『ガール・アンド・スパイダー』は、第71回ベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門で監督賞とFIPRESCI賞を受賞した。そして第3作『煙突の中の雀』によって、「動物三部作」は完結を迎えた。
『ガール・アンド・スパイダー』では、『トライブス:明日を拓きし者』のヘンリエッテ・コンフリウスが、親友の引っ越しによって取り残されるマーラ役を担当。『ヒトラー 〜最期の12日間〜』のアンドレ・M・ヘニッケが引っ越し作業員ユレク役で出演している。『煙突の中の雀』では、『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』のマレン・エッゲルトが、家族を支配しながら自らも過去に囚われた主人公カレンを演じ、『落下音』のルイーゼ・ハイヤーが、家族の秩序を外側から揺さぶる謎めいた女性リフ役で出演している。
あわせて日本版メインビジュアルと予告編が公開。メインビジュアルは、3作品のスチールと『煙突の中の雀』の開放的な風景が組み合わされ、「動物三部作」の世界が一枚に凝縮されている。中央には、白い罫線で幾重にも縁取られた「動物三部作」の大きなタイトル、右側には本特集のキャッチコピー「小さな部屋に、世界はあふれる。」が縦に配されている。
特集予告編では、夕食会を準備する一家、引っ越しの部屋、森のほとりの古い家を舞台に、人々の視線や身体、言葉、物音が次々と連鎖していく3作品の世界が凝縮されている。
■公開情報
「ミニアチュールの詩学 チュルヒャー兄弟『動物三部作』」
10月30日(金)より、シアター・イメージフォーラム、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
『ストレンジ・リトル・キャット』
出演:イェニー・シリー、アンヨルカ・シュトレッヒェル、ミア・カサロ、ルク・プファフ、マティアス・ディットマー、アルミン・マレフスキ
監督・脚本・編集・サウンドデザイン:ラモン・チュルヒャー
撮影・カラーグレーディング:アレクサンダー・ハスケル
美術:マティアス・ヴェルナー、ザビーネ・カッセバウム
衣装:ドロテ・バッハ
製作:シルヴァン・チュルヒャー、ヨハンナ・ベルゲル
2013年/ドイツ/72分/カラー
©Deutsche Film- und Fernsehakademie Berlin 2013
『ガール・アンド・スパイダー』
出演:ヘンリエッテ・コンフリウス、リリアーネ・アムアト、ウルシナ・ラルディ、フルリン・ギガー、アンドレ・M・ヘニッケ、ザビーネ・ティモテオ
監督・脚本:ラモン&シルヴァン・チュルヒャー
編集:ラモン・チュルヒャー、カタリーナ・ベンド
撮影:アレクサンダー・ハスケル
美術:ザビーナ・ヴィンクラー、モーティマー・チェン
衣装:アンヌ=ソフィー・レミ
音楽:フィリップ・モル
製作:アリーヌ・シュミット、アドリアン・ブレーザー
2021年/スイス/98分/カラー
©2021 Beauvoir Films / Zürcher Film / SRF
『煙突の中の雀』
出演:マレン・エッゲルト、ブリッタ・ハンメルシュタイン、ルイーゼ・ハイヤー、アンドレアス・デーラー、ミリアン・ツェルツァヴィ、レア・ゾーイ・フォス
監督・脚本・編集:ラモン・チュルヒャー
製作:シルヴァン・チュルヒャー
撮影:アレクサンダー・ハスケル
美術:ペーター・シェルツ
衣装:リンダ・ハーパー
音楽:バルツ・バッハマン
サウンドデザイン:ペーター・フォン・ジーベンタール、ラモン・チュルヒャー
2024年/スイス/117分/カラー
©2024 Zürcher Film / SRF / SRG SSR
提供:JAIHO
配給:グッチーズ・フリースクール
公式サイト:animaltrilogy.com































































