『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』最終的な敵は誰か? 謎だらけの新予告を解説

『スパイダーマン:BND』は謎だらけ?

ピーター、ネッド、MJの関係は? ネッドの部屋に貼ってあるものに注目

 ピーターの身体に異変が起こる、なにか見えない脅威が街を襲う、と大変な状況が続きます。ですが、本作の見どころの一つは、ピーターが、彼のことを忘れてしまったネッド(ジェイコブ・バタロン)とMJ(ゼンデイヤ)との仲をとりもどせるのか、ということです。実はMJは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーターが贈ったネックレスをずっと着けています。これは心のどこかでピーターのことを想っている、忘れていないということでしょう。

 一方、ネッドは取り憑かれたようにスパイダーマンのことをずっと追っていたことがわかります。ネッドはピーターがスパイダーマンの正体と知っていた最初の人物です。だから、スパイダーマンのことを調べているということは、彼も無意識のうちにピーターを探していたのですね。1分10秒目の、ネッドが集めた記事や書き記したメモにご注目ください。ネッドはスパイダーマンの初登場(FIRST APPEARE)は2016年とメモってます。2016年というのは、トム・ホランドのスパイダーマンがデビューした『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の公開年です。また、貼ってある記事にCarlos Rodriguezという名前が出てきますが、コミックでは彼はY-MENという犯罪グループのメンバーで、ヤングX-MENの敵。そう、ここにもX-MEN由来のキャラが出てきますね。

いよいよハルクとの戦い

 1分20秒目から、どうやらその見えない敵とやらが人々の意識を操ってスパイダーマンにメッセージを送ります。「MJに挨拶してくるよ」というのは脅しですよね。そしてスパイダーマンの意識も読んで、彼の正体がピーターであるMJを愛していることも知っているようです。つまり、見えない敵はある種のサイキックでもある。

 そして1分35秒目から、ついにハルクが登場! 『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場した、バナー博士の知性を持った、賢く、優しいハルク(スマートハルク)ではなく、危険なハルク(サベージハルク:サベージとは野蛮みたいな意味)です。ハルクが両手を叩いて衝撃波を発し、スパイダーマンを吹き飛ばします! 久しぶりのハルクらしいアクション! コミックではハルクの暴走をスパイダーマンが止めるというエピソードは何回かあるのです。ついにそれがスクリーンで実現。

 1分41秒目から、ここは個人的に胸が熱くなったのですが、ピーター/スパイダーマンがMJを守るため、彼女の身柄をなんとパニッシャーに託すのです。スパイダーマンとパニッシャーの絆が描かれています。

 この予告のクライマックス、2分9秒目あたりから、ビルを崩壊させスパイダーマンとハルクが飛び出してきます。このビルはDODCの本部です(なぜそう言い切れるかというと、このシーンを再現したLEGOのプレイセットのパッケージをみたら、このビルがDODCのビルだとわかったのです笑)。

2人の女性ヴィラン

 予告の2分あたりから、スパイダーマンは忍者団ザ・ハンド(ヤミノテ)と戦います。ここは、なぜスパイダーマンが彼らと戦うのか、監獄っぽいこの場所はどこなのか、なぜマスクをとって素顔を見せているのか……と「?」だらけです。特筆すべきは、この忍者団のボスっぽい人が女性です。

 2分4秒目からの身体を回転させながらの蜘蛛糸攻撃:ウェブトルネードは、今までのスパイダーマン映画にはなかったアクションでワクワクしました。

 そしてもう1人、女性ヴィランが登場。57秒目からちょくちょく登場するフードを被った人物。セイディー・シンクの演じるキャラです。彼女がDODCの言う見えない敵? セイディー・シンクの役についてはジーン・グレイを演じるとの説が有力。ジーンはX-MENのキャラで、強大なサイキックパワーの持ち主です。ただ、ジーンとスパイダーマンが絡むというのはいま一つピンとこないんですが、先にも述べたように今回のスパイダーマン、X-MENネタが多いのです。

 もう一つ、セイディー・シンクが演じる可能性として挙がるのが、スパイダークイーン。コミックでは、ピーターを巨大な蜘蛛に変えた人物で、彼女の登場によりピーターの遺伝子変異が始まったと考えると、辻褄が合いますが……。ただ、この予告でハッキリしないということは、公開までセイディー・シンクのキャラは秘密なのかも。女性といえば、メイおばさん(マリサ・トメイ)の言葉が聞こえてくるのはいいですね。やはりピーターの本当のメンターはメイおばさんなのだと思います。

 以上です。とにかくスリリングなストーリーとアクションが期待できそうですが、これでも全貌が見えてきません。様々な憶測・考察が飛び交いますが、来月の終わりにはすべて明らかになります。今からいろいろ予想して、答え合わせに劇場に行くのもいいですね!

 GO! SPIDEY! GO! スパイダーマンの夏がやってきます。

■公開情報
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』
7月31日(金)全国公開
出演:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ジョン・バーンサル、トラメル・ティルマン、マイケル・マンド、マーク・ラファロ
監督:デスティン・ダニエル・クレットン
脚本:クリス・マッケナ、エリック・ソマーズ
スタン・リー&スティーヴ・ディッコのマーベル・コミックに基づく 
製作:ケヴィン・ファイギ、エイミー・パスカル、アヴィ・アラド、レイチェル・オコナー
エグゼクティヴ・プロデューサー:ルイス・デスポジート、デヴィッド・ケイン
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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公式サイト:https://spiderman-movie.jp 
公式X(旧Twitter):https://x.com/SpidermanMovieJ

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