山時聡真が『時すでにおスシ!?』で育む“自分の味” 「普通さを武器にできる俳優に」

現在放送中のTBS系火曜ドラマ『時すでにおスシ!?』は、子育てを卒業した待山みなと(永作博美)が、ひょんなことから「鮨アカデミー」に入学し、第2の人生を歩み出す姿を描く人生応援ドラマ。本作で、みなとらとともに鮨アカデミーに通うクラスの末っ子・森蒼斗を演じているのが山時聡真だ。
これまで学園ものへの出演が多かった彼にとって、幅広い世代のキャスト陣と肩を並べる本作は、また新たな挑戦の場となっている。自身とは正反対だという「寡黙な役柄」へのアプローチ、永作博美や松山ケンイチら先輩俳優たちとのエピソード、そして彼が考える自身の“役者としての強み”について語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】
念願のTBS連ドラ初レギュラー「夢が叶いました」

ーーTBSのゴールデンプライム帯連ドラへのレギュラー出演は今回が初となります。率直な心境はいかがでしたか?
山時聡真(以下、山時):本当に嬉しかったです。TBSのドラマ、特に日曜劇場などは昔から家族でよく観ていたんです。『VIVANT』や『下剋上球児』など、同世代の役者仲間が出演しているのを見て「いつか自分もTBSのドラマにレギュラー出演できたらな」と思っていたので、夢が叶いました。今回は幅広い年齢層のキャストの皆さんと4カ月間一緒にお芝居ができるということで、最初から「勉強の日々になるだろうな」と感じていました。テーマが“お寿司”というのも、身近だけど深くは知らない世界だったので、新しくできることが増える嬉しさもありました。
ーー今回演じる森蒼斗は、どのようなキャラクターだと捉えていますか?
山時:根本的には思春期の普通の男の子です。寡黙で明るいタイプではないんですが、深く知っていくとすごくかわいらしかったり、誰よりも熱心にお鮨のことを学んでいたりする。大人との間に壁を感じてしまう部分や、「言いたいけど言えない」という歯がゆさは、見てくださる方も共感できる等身大の男の子として意識して演じています。
「うるさい」と言われるほど“おしゃべり”な素顔

ーー山時さんご自身は、蒼斗に共感する部分はありますか?
山時:大人との壁は分かります。年齢層が違うと話題も違って、自分が入り込めない瞬間があるんです。僕は本来グイグイいけるタイプなんですけど(笑)、「ここはグイグイいけないよな」と躊躇してしまう気持ちは理解できます。あとは、親に自分のやりたいことを隠してしまったり、「言ってもどうせダメだろう」と先に諦めてしまう瞬間は共感できました。
ーー本来はグイグイいけるタイプとのことですが、普段の山時さんは寡黙なタイプではないのですか?
山時:絶対違います(笑)。「うるさい」と言われるくらいおしゃべりで、寡黙という言葉が一番似合わない人間なんです。僕の家族も全員おしゃべりで、食卓ではいつも話題が絶えなくて。誰かの話が終わるのを「次は自分の番だぞ!」ってワンちゃんみたいに待っているような家族なので(笑)。

ーーご自身とは真逆の性格なんですね。そうすると、役作りで苦労される部分も多いのではないでしょうか。
山時:そうですね。だからこそ、お芝居では抑えなきゃいけない部分もあって葛藤しています。普通の人を演じながら寡黙でいるってすごく難しいんですよ。本当はアドリブを入れたり爪あとを残したい気持ちもあるんですが、そこはグッと堪えて、蒼斗としてのキャラクターを崩さないように必死に演じています。




















