北村匠海、月9挑戦は“2度目の転機”に? 『あんぱん』から『サバ缶、宇宙へ行く』へ

月9は1987年から続くフジテレビを代表する看板ドラマ枠だが、時代によってさまざまな変化をしてきた枠でもある。ジャンルの変遷に注目が集まることが多いが、過去作を振り返ってみると主演の人選にも変化があるようだ。『のだめカンタービレ』(フジテレビ系)の上野樹里、『5→9〜私に恋したお坊さん〜』(フジテレビ系)の石原さとみ、『好きな人がいること』(フジテレビ系)の桐谷美玲など、他局での活躍に関係なく、フジテレビの別枠で準主役として活躍したことのある俳優が主演に抜擢される流れが見られる。平成時代は、木村拓哉に代表される盤石な人気を誇る俳優を主演に置く一方で、若手の才能に期待を込めたフレッシュなキャスティングも数多く見られた。実際に月9の主演を経て、大成していく俳優も多かった。
平成に比べ、令和以降の作品では、すでに朝ドラや大河ドラマで活躍した俳優が主演を務める例が目立つ。『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)の波瑠、『君が心をくれたから』(フジテレビ系)の永野芽郁、『明日はもっと、いい日になる』(フジテレビ系)の福原遥などは、それぞれ朝ドラヒロインの後に、主演している。女性だけでなく、『競争の番人』(フジテレビ系)の坂口健太郎、『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系)の吉沢亮も、朝ドラと大河で主要な役柄を演じた後の主演だ。冬クールに放送された『ヤンドク!』の主演も、朝ドラ『おむすび』(NHK総合)でのヒロイン役を経た橋本環奈だった。
過去、月9ドラマでの主演は俳優にとって1つの到達点であり、通過点だった。最近は、朝ドラや大河ドラマ、他局での主演で確かな評価を受けてから、満を持して月9主演を務める例が多い。月9主演は俳優にとって、1度目ではなく、朝ドラや大河ドラマ、他局での主演を経験してからの目標となる、2度目のターニングポイントになっているのだ。

キャスティングの変化を踏まえれば、北村が月9の主演を務めるのは、ある意味必然といえる。実は月9ドラマで学園を舞台にした純粋な青春ものが放送されるのは、2008年の『太陽と海の教室』(フジテレビ系)以来。これは北村のテレビドラマ初出演作でもある。18年の時を経て、月9で久しぶりに放送される学園ものの先生役として、北村が帰ってきた。なんとも運命的だ。
昨今の潮流を踏まえた必然と不思議な運命を感じる北村の月9主演に、大きな期待を寄せたい。
■放送情報
『サバ缶、宇宙へ行く』
フジテレビ系にて、4月13日(月)スタート 毎週月曜21:00~21:54放送
出演:北村匠海、出口夏希、黒崎煌代、八嶋智人、三宅弘城、村川絵梨、佐戸井けん太、熊切あさ美、吉本実由、ソニン、迫田孝也、鈴木浩介、荒川良々、神木隆之介、井上芳雄(語り)ほか
原案:『さばの缶づめ、宇宙へいく』(小坂康之、林公代/イースト・プレス)
脚本:徳永友一
音楽:眞鍋昭大
主題歌:Vaundy『イデアが溢れて眠れない』(SDR/Sony Music Entertainment)
演出:鈴木雅之、西岡和宏、髙橋洋人
プロデュース:石井浩二
プロデューサー:野田悠介、中沢晋
制作協力:オフィスクレッシェンド
制作著作:フジテレビジョン
©︎フジテレビ
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/sabauchu
公式X(旧Twitter):https://x.com/sabauchu_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/sabauchu_fujitv/
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@sabauchu_fujitv






















