山下リオ×細川岳×祷キララ『トランジット・イン・フラミンゴ』公開決定 ポスター&予告も

『トランジット・イン・フラミンゴ』公開決定

 山下リオ、細川岳、祷キララらが共演する映画『トランジット・イン・フラミンゴ』が5月15日より新宿武蔵野館、Strangerほか全国で順次公開されることが決定し、あわせてポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、なら国際映画祭による映画製作プロジェクト「NARAtive」から生まれた作品。一緒に移住してきた恋人に置いていかれたサエ、地元から離れられないまま日々を過ごすリュウタロウ、冷蔵庫を背負い親友キョンちゃんとの思い出を探しにきたアカリ。見知らぬ3人が偶然出会い、1台の冷蔵庫と共にフラミンゴを探すことになる。銭湯に行ったり、スーパーに行ったり、あてもなく歩きながら過ごすうちに、3人は少しずつ本音をこぼしていく。迷って、笑って、ときどき立ち止まりながら、それぞれの停まった時間が少しずつ動き出す物語だ。

 監督・脚本を務めたのは、『明ける夜に』『お祭りの日』などの堀内友貴。主人公・サエ役を山下リオ、地元から離れられないリュウタロウ役を細川、冷蔵庫を背負うアカリ役を祷がそれぞれ演じる。さらに、古川琴音が声の出演で参加している。

 また、エグゼクティブプロデューサーとして、『萌の朱雀』『殯の森』『2つ目の窓』『あん』『光』『朝が来る』などの河瀨直美が参加。音楽は、アコースティックギターの弾き語りをベースにシンセサイザーや空間系エフェクターも駆使するシンガーソングライターの工藤祐次郎が手がけている。

映画『トランジット・イン・フラミンゴ』予告編

 公開されたポスタービジュアルでは、劇中に登場する鳥のかたちの遊具がメインキャラクターのような存在感を放ち、サエ(山下リオ)とリュウタロウ(細川岳)、謎の冷蔵庫を背負うアカリ(祷キララ)の3人をはじめ、車、バス停、猫など旅の途中で出会うモチーフがポップにちりばめられている。また、予告編は、“車を運転する冷蔵庫”というショットから始まり、偶然出会ったアカリの依頼でフラミンゴ探しに付き合うことになったサエと、地元で暮らすリュウタロウの旅が綴られ、次第に距離が縮まっていく3人のかけがえのない瞬間が切り取られている。

 劇場公開決定を受け、キャスト・監督からコメントが到着。山下は「この映画は、皆さんにとっても何故だかその場にいたような感覚にさせてしまう、不思議な魅力がある」と語り、細川は「現場で過ごした大半のことを今でもつらつらと喋ることができるくらいに濃密な時間を過ごした。映画を通して二人と友達になれたこともやっぱり嬉しい」と振り返っている。祷は「私たち3人が役として、そして人として重ねていった変化の過程が、そのまま映っている」と述べ、堀内監督は「誰かと過ごす時にしか生まれない祝祭のような瞬間が映っていると思っています」とコメントを寄せた。

コメント

山下リオ(サエ役)

役が憑依するとはよく言いますが、私自身が役を乗っ取っていくような感覚になる稀有な現場でした。2年経った今でも、まるで全てが本当に起こったことのように、奈良の景色や匂い、そして二人の表情が、懐かしくも新鮮に記憶が蘇ってきます。この映画は、皆さんにとっても何故だかその場にいたような感覚にさせてしまう、不思議な魅力があるんじゃないでしょうか。フラミンゴ、私たちと一緒に探しませんか? 是非、劇場でお待ちしています。

細川岳(リュウタロウ役)

撮影してから随分と時間が経ったように感じたけど、まだ二年しか経ってないらしい。自分は公開を心待ちにしていたんだなあと改めて思う。生きてきた中で忘れられない出会いや時間がいくつかある中で、この映画にはそういう瞬間が映っている。現場で過ごした大半のことを今でもつらつらと喋ることができるくらいに濃密な時間を過ごした。映画を通して二人と友達になれたこともやっぱり嬉しい。
街でフラミンゴのイラストを見たり動物園に行くと、この映画のことを思い出す体になってしまった。どうしよう。

祷キララ(アカリ役)

公開日のちょうど2年前、奈良県の宇陀市でこの映画を撮影していました。宇陀にいると、自然や建物、人にも宿っている歴史の厚みに気がついて、懐かしいような安心感で心がほどけていきました。撮影を通して、私たち3人が役として、そして人として重ねていった変化の過程が、そのまま映っていると思います。撮影中「この映画に絶対に合う!」と監督と熱論した工藤祐次郎さんに劇伴を手がけていただけたことも、とても嬉しいです。公開をぜひお楽しみに!

堀内友貴(監督)

1人で部屋にいるだけでは絶対に作れないからこそ、映画は面白いのだと思います。
完成した映画を観て、エンドロールに並ぶ名前の多さに少し笑ってしまいました。
ちゃんとその1人ひとりの顔や声が頭に浮かぶのが嬉しいです。
多くの人と出会えて、関われて映画が完成しました。
ありがとうございました。
映画には、誰かと過ごす時にしか生まれない祝祭のような瞬間が映っていると思っています。
よろしくお願いします。

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■公開情報
『トランジット・イン・フラミンゴ』
5月15日(金)より、新宿武蔵野館、Strangerほか全国順次公開
出演:山下リオ、細川岳、祷キララ、三浦誠己、田中隆三、古川琴音(声の出演)
監督・脚本:堀内友貴
音楽:工藤祐次郎
エグゼクティブプロデューサー:河瀨直美
プロデューサー:吉岡フローレス亜衣子
企画・製作:なら国際映画祭
助成:奈良県 宇陀市
配給:NAKACHIKA PICTURES
©2026 “Transit in Flamingo” NARA INTERNATIONAL FILM FESTIVAL

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