ケネス・ブラナーがイエス・キリストの物語を語る 『キング・オブ・キングス』予告編公開

2026年3月27日に公開される『キング・オブ・キングス』の予告編と場面写真が公開された。
『パラサイト 半地下の家族』を超え、韓国映画として歴代最高収入を記録した本作は『クリスマス・キャロル』で知られるチャールズ・ディケンズが子どもたちのために執筆し、生前の出版を禁じていた『主イエスの生涯』にインスピレーションを得て製作されたアニメーション映画。製作・監督・脚本を務めたチャン・ソンホ率いる韓国のMOFAC STUDIOが30年以上のノウハウを注ぎ込み、10年の製作期間をかけてイエスの誕生から復活までを描く物語を完成させた。
韓国映画でありながら、英語版の声優にはハリウッドで活躍する役者たちが集結。チャールズ・ディケンズ役には『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のケネス・ブラナー、妻キャサリン・ディケンズ役には『キル・ビル』のユマ・サーマン。そして、イエス・キリスト役には『スター・ウォーズ』シリーズのオスカー・アイザック、その他にもマーク・ハミルやピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングスレーといったキャストたちが名を連ねている。
公開された予告編は、「聞かせたい物語がある」とディケンズ(ケネス・ブラナー)が愛息子のウォルターへ世界一有名なヒーロー、イエス・キリストの物語を語り始めるところから始まる。全盲の人の目にキリスト(オスカー・アイザック)が優しく手を触れると視力が蘇る奇跡の力を見せる一方で、その力が脅威と恐れられて十字架の磔刑に処されるまで追い込まれてしまう...。そして、12人の弟子たちとの旅をはじめ、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」で描かれた弟子との食事の様子、水の上を歩く奇跡の姿や十字架を背負う姿など、美術や歴史の授業を通して触れたことのあるお馴染みシーンがいくつも切り取られ、約2000年前に生まれ現代まで語り継がれるキリストの壮大な人生が魅力的なアニメーションとなっている。
あわせて公開された場面写真では、ディケンズが身振り手振りで物語を伝える姿や、イエ
ス・キリストの物語の世界に紛れ込んだ息子ウォルターと愛猫の愛らしい姿が捉えられている。さらには、キリストが慈悲深く人々に寄り添う場面や磔にされる悲劇的な姿が捉えられている。
■公開情報
『キング・オブ・キングス』
2026年3月27日(金) TOHO シネマズ 日比谷他全国ロードショー
製作・監督・編集:チャン・ソンホ
製作・撮影:キム・ウヒョン
脚本:チャン・ソンホ、ロブ・エドワーズ、ジェイミー・トーマソン
声の出演:ケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、ローマン・グリフィン・デイヴィス、オスカー・アイザック、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングスレー
音楽:キム・テソン
配給:ハーク
2025年/韓国・アメリカ/英語/104分/カラー/5.1ch デジタル/原題:The King of Kings/字幕翻訳:池田彩加/字幕監修:小川政弘/映倫区分:G
推薦:日本聖書協会/カトリック中央協議会広報
©2025 MOFAC Animation Studios LLC.
公式サイト:hark3.com/king




























