カースケと洋子の過去をおさらい 『俺たちの旅』まとめ動画第3弾公開

2026年1月9日に全国公開される映画『五十年目の俺たちの旅』に向けて、ドラマスペシャル版を含む『俺たちの旅』シリーズ過去作全49話のまとめ動画第3弾が公開された。
1975年10月より日本テレビ系で放送されたドラマ『俺たちの旅』は、中村雅俊演じるカースケ(津村浩介)、田中健演じるオメダ(中谷隆夫)、秋野太作演じるクズ六(熊沢伸六)による青春群像劇。放送後も『十年目の再会』『二十年目の選択』『三十年目の運命』と彼らの人生の節目ごとにスペシャルドラマが作られてきた。2025年に放送開始50年を迎るにあたり、20年ぶりの続編として初の映画版が製作され、カースケたち3人の物語が初めて銀幕に登場する。
カースケを演じるのは中村。今回も主題歌「俺たちの旅」はじめ、挿入歌も務める。そのほか、グズ六役の秋野太作、オメダ役の田中健、さらにオメダの妹・真弓役の岡田奈々と50年前のオリジナルキャストが結集。企画・脚本はドラマシリーズからメインライターを務める鎌田敏夫。これまでメインディレクターを務めてきた故・斎藤光生監督の演出を一番身近で見てきた中村が、本作で映画初監督を務めた。
公開されたまとめ動画「カースケ・洋子」編では、修学院大学で同級生として青春をともにした、カースケこと津村浩介(中村雅俊)と洋子こと山下洋子(金沢碧)の揺れ動く関係が描かれる。ある日、「人は裏切ったり、裏切られたり、傷つけたり傷つけあったりしながら成長していくのよ。それが人生なのよ」と真っ直ぐなまなざしで語る洋子に、カースケは激しく平手打ちを返し、「人を裏切ったことはあるのか!」と怒号を放って立ち去る。そんな衝突を重ねながらも、2人は“友達以上、恋人未満”の曖昧な距離のまま、特別な関係を続けていった。
10年後、洋子は別の男性と結婚していた。夫から離婚をほのめかされ苦悩する中、洋子はカースケと再会する。「別れるときは、俺のところに来い」と告げるカースケに、洋子は同情を拒むようにその場を走り去る。
そのさらに10年後、再婚した洋子とカースケは再び向き合い、励まし合いながら胸の内をぶつけ合う。そこには、年月を超えても揺らぐことのない深い絆が確かに存在していた。そしてさらに10年が過ぎ、カースケはオメダとその妹・真弓と再会し、洋子がこの世を去ったことを知らされる。洋子の家を訪れたカースケは、遺品であり思い出の象徴でもある砂時計を手渡される。静かに砂時計を見つめるカースケ、オメダ、グズ六の背中には、失われた時間とともに刻まれた哀しみと余韻が漂っている。
2人で幸せを掴むことは叶わなかった。それでも、幾度となく巡り合う運命に翻弄され続けたカースケと洋子。そして迎えた50年目。そこで明かされる、洋子にまつわる衝撃の真実とは。

■公開情報
『五十年目の俺たちの旅』
2026年1月9日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
出演:中村雅俊、秋野太作、田中健、前田亜季、水谷果穂、左時枝、福士誠治、岡田奈々
原作・脚本:鎌田敏夫
監督:中村雅俊
主題歌:中村雅俊「俺たちの旅」
配給:NAKACHIKA PICTURES
©「五十年目の俺たちの旅」製作委員会
公式サイト:oretabi50th-movie




















