奥智哉と青木崇高が再び“館”の謎に挑む Huluオリジナル『時計館の殺人』ティザー予告公開

Huluオリジナル『時計館の殺人』ティザー予告

 2026年2月より配信されるHuluオリジナル『時計館の殺人』のメインビジュアルとティザー予告第1弾が公開された。

 綾辻行人の代表作である『館』シリーズは、『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、これまで9作の長編が発表されており、累計発行部数は750万部を突破。2024年3月に配信されたHuluオリジナル『十角館の殺人』は、配信スタートから1週間でHuluの累計視聴総合ランキングで1位を獲得し、4月の月間国内ドラマ視聴ランキングでも1位にランクイン。2024年のHulu年間視聴ランキングの「Huluオリジナル部門」でも1位を獲得した。『時計館の殺人』は1991年9月に発行されたシリーズ第5作目で、1992年第45回日本推理作家協会賞を受賞している。

 監督は内片輝が続投。脚本は、綾辻と作家・有栖川有栖が共同で原作を考案したドラマ『安楽椅子探偵』シリーズ8作品すべての脚本を担当した戸田山雅司が手がける。内片監督は同作の第1作目から第7作目で監督を務めており、戸田山と再びタッグを組む。そして音楽は前作から引き続き、『わが母の記』『日本のいちばん長い日』などの富貴晴美が担当する。

 舞台は1989年、鎌倉の外れに建つ謎の館・時計館。3年前の角島・十角館の惨劇を知る江南孝明は大学院を修了後、オカルト雑誌「CHAOS」の新米編集者として働く中、ある企画の取材班として、中村青司が設計した時計館を訪れる。同誌の副編集長やカメラマン、W大学の超常現象研究会のメンバーらとともに、その館に棲むという少女の亡霊と接触する“交霊会”が行われた夜、忽然と姿を消す霊能者。逃げ場のない閉ざされた館の中で、江南たちは恐るべき連続殺人劇へと巻き込まれていく。一方、江南とともに十角館の惨劇の謎を追った仲である島田潔は、あれから3年が経ち、推理作家・鹿谷門実としてデビュー。江南が時計館へ取材に行くという話を聞き、自らも時計館を訪れた鹿谷は、館の主人が遺した「沈黙の女神」の詩の謎を追うことになる。

 前作に引き続き奥智哉と青木崇高が、江南孝明役と島田潔あらため推理作家・鹿谷門実役をそれぞれ演じる。

 公開されたメインビジュアルには、ローマ数字の時字が記された経年を感じさせる時計の文字盤に、江南(奥智哉)と鹿谷(青木崇高)が描かれている。2人の背後には仄暗く鬱蒼とした木々が広がり、そのどこか秘密めいた森の狭間に針のない時計塔がそびえ立っている。

Huluオリジナル『時計館の殺人』ティザー予告

 あわせて、どこか不気味さを感じさせる時計の秒針音が物語の始まりを告げる、ティザー予告第1弾も公開。江南が「まさか自分が、あのような悪夢を経験することになろうとは……」と語る言葉に乗せて、あの天才建築家・中村青司が設計した“時計館”に関する調査メモや、壁掛け時計、まるで時計の文字盤のような形をした建物の設計図が次々と映し出される。そして鹿谷の「まあとにかく、気をつけるんだよ」という声掛けを受けながら、江南は、少女の亡霊が棲むと噂される謎めいた館へと足を踏み入れていく。

■配信情報
Huluオリジナル『時計館の殺人』
Huluにて、2026年2月独占配信
出演:奥智哉、青木崇高
原作:綾辻行人『時計館の殺人 <新装改訂版>(上)(下)』(講談社文庫)
監督:内片輝、山本大輔
脚本:戸田山雅司、早野円、藤井香織、内片輝
音楽:富貴晴美
企画・制作:内片輝事務所、いまじん
製作著作:HJホールディングス、日本テレビ
©綾辻行人/講談社 ©HJホールディングス・NTV
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/tokeikannosatsujin
公式X(旧Twitter):@tokeikan_hulu

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