黒崎煌代、『万事快調〈オール・グリーンズ〉』でラッパー役に 「心から大好きだと言えます」

黒崎煌代、『万事快調』出演決定

 2026年1月16日に公開される南沙良と出口夏希がW主演を務める映画『万事快調〈オール・グリーンズ〉』の追加キャストとして黒崎煌代の出演が発表された。

 本作は、第28回松本清張賞を受賞し、発表当時は21歳の大学生だった波木銅による同名小説を原作にした青春映画。『猿楽町で会いましょう』の児山隆が監督を務めた。

 未来が見えない町に暮らす秀美と美流紅。自分たちの夢をかなえるために、この町とおさらばするには、一攫千金を狙うしかないと考えた彼女たちは、同好会「オール・グリーンズ」を結成し、禁断の課外活動を始める。

 ラッパーを夢見ながらも、学校にも家にも居場所を見いだせず鬱屈とした日々を送る朴秀美役を南、陸上部のエースで社交的、スクールカースト上位に属しながらも、家庭では問題を抱えている映画好きの矢口美流紅役を出口がそれぞれ演じる。さらに、朴秀美や美流紅と共に同好会「オール・グリーンズ」を結成する岩隈真子を吉田美月喜、「オール・グリーンズ」の危険な課外活動に巻き込まれていく岩隈の後輩・藤木漢を羽村仁成、朴秀美たちが課外活動を始めるきっかけとなった重要人物・佐藤幸一を金子大地がそれぞれ演じる。

 出演が発表された黒崎は、NHK連続テレビ小説「ブギウギ』で俳優デビューを果たし、初主演映画『見はらし世代』が第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に選出された。そんな黒崎が本作で演じるのは、ラッパーを夢見る秀美(南沙良)のサイファー仲間で、秀美に想いを寄せる青年・ジャッキーだ。

 劇中でラップに挑戦した黒崎は、「ジャッキーはラップをする男で、荘子itさんをはじめとする様々な方々に指導していただき、作品の中で真剣に向き合いながらも楽しくラップのシーンを撮影できました!」と撮影を振り返り、「児山隆監督のセンスが炸裂しながらも、芯の強いメッセージがきちんと届く作品です。一映画ファンとして、心から大好きだと言えます」とコメントした。

 あわせて公開されたた場面写真は、ピアスにストリートファッションという出で立ちの黒崎が捉えられている。

黒崎煌代(ジャッキー役)コメント

ジャッキーはラップをする男で、荘子itさんをはじめとする様々な方々に指導していただき、作品の中で真剣に向き合いながらも楽しくラップのシーンを撮影できました!
ジャッキーは南沙良さん演じる朴とのシーンが多いのですが、朴とのシーンは全部お気に入りです。児山隆監督のセンスが炸裂しながらも、芯の強いメッセージがきちんと届く作品です。一映画ファンとして、心から大好きだと言えます。どうか劇場で体感してください。

■公開情報
『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
2026年1月16日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
出演:南沙良、出口夏希、吉田美月喜、羽村仁成、金子大地、黒崎煌代
監督・脚本・編集:児山隆
原作:波木銅『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(文春文庫)
主題歌:NIKO NIKO TAN TAN「Stranger」(ビクターエンタテインメント/Getting Better)
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2026「万事快調」製作委員会

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