黒崎煌代が遠藤憲一と思いもよらぬ“再会”を果たす 『見はらし世代』本予告公開

黒崎煌代主演映画『見はらし世代』本予告

 10月10日に公開される黒崎煌代初主演映画『見はらし世代』の本予告が公開された。

 本作は、若手映画作家育成事業ndjcにて短編『遠くへいきたいわ』を監督した団塚唯我のオリジナル脚本による長編デビュー作。再開発が進む東京・渋谷を舞台に、母親の死と残された父親と息子の関係性を描く。

 主人公・蓮を演じるのは、2023年度後期NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で俳優デビュー、『さよなら ほやマン』で映画デビューを果たし、日本批評家大賞新人賞を受賞した黒崎。そのほか、蓮の父親・初を遠藤憲一、母親・由美子を井川遥、姉・恵美を木竜麻生がそれぞれ演じる。

映画『見はらし世代』本予告

 公開された本予告は、海辺の別荘で過ごす家族4人の何気ない時間から始まる。主人公の少年・蓮はサッカーボールを追い、姉の恵美はソファで英単語をひたすら暗記している。そんな中、ランドスケープデザイナーの父(遠藤憲一)にいつものように仕事での呼び出しの電話が入り、「東京に戻らなければならないかもしれない」と母・由美子(井川遥)に伝える。由美子は「この3日間は家族に集中してって言ったよね」と力無く呟くように訴えるが、その声には、家族の生活を一手に背負い、久しぶりに全員が揃った休暇を心待ちにしていた気持ちを裏切られた想い滲んでいた。何かが割れる音とともにシーンは暗転し、映し出されたのは、胡蝶蘭の配送ドライバーとして働く大人になった蓮(黒崎煌代)。職場では些細なことで叱責される日常。そんな中、姉の恵美(木竜麻生)から、長年疎遠だった父が帰国していることを知らされる。やがて蓮は、花を届けに行った先で、思いもよらぬ“再会”を果たす。

 あわせて、団塚監督の瑞々しい感性を表したかのような、枠にとらわれない自由なデザインのメインビジュアルも公開された。

■公開情報
『見はらし世代』
10月10日(金)公開
出演:黒崎煌代、遠藤憲一、井川遥、木竜麻生、菊池亜希子、中村蒼、中山慎悟、吉岡睦雄、蘇鈺淳、服部樹咲、石田莉子、荒生凛太郎
監督・脚本:団塚唯我
企画・製作:山上徹二郎
製作:本間憲、金子幸輔
プロデューサー:山上賢治
アソシエイト プロデューサー:鈴木俊明、菊地陽介
音楽:寺西涼
配給:シグロ
配給協力:インターフィルム、レプロエンタテインメント
©2025 シグロ / レプロエンタテインメント
公式サイト:https://miharashisedai.com/
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