渡辺謙、『もしがく』で“エピグラフ”の声を担当 金城綾香P「今でも信じられない気持ち」

三谷幸喜が脚本を手がけ、菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』の初回放送内で、本作に登場するシェイクスピアの“エピグラフ”の声を渡辺謙が担当していることが明らかになった。
本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇で、三谷の半自伝的要素を含んだ完全オリジナルストーリー。
三谷演出の舞台『ホロヴィッツとの対話』(2013年)では主演を務めている渡辺が、本作に登場するシェイクスピアの“エピグラフ”の声を務めていることが10月1日の第1話放送内で明かされた。“エピグラフ”とは、書物の冒頭や章の初めに置かれる題辞や引用句のこと。シェイクスピアのいろいろなモチーフを盛り込んでいる本作では、このエピグラフがまるで小説のように登場する。なお、毎話、ドラマ本編のヒントにもなるシェイクスピアの名言が登場する。
プロデューサーの金城綾香は「まさか渡辺謙さんがお声を引き受けてくださると思わず、断られることを覚悟でご相談したところ、ご快諾くださって、今でも信じられない気持ちです」とコメントしている。
金城綾香(プロデューサー)コメント
この台本の初稿から、頭にはシェイクスピアの言葉がありました。それはドラマの船頭のようなものでもあり、三谷さんからのお手紙のようでもあり。気さくで分かりやすいけれど、なるほど…と気づかせてくれるところもある、深みがある言葉たちに、毎週台本を受け取るのが楽しみでした。まさか渡辺謙さんがお声を引き受けてくださると思わず、断られることを覚悟でご相談したところ、ご快諾くださって、今でも信じられない気持ちです。時に厳しく、時に楽しく、渡辺謙さんのお声が、物語を見守ってくださっています。その温かいお声が登場人物を見守るシェイクスピア、そして三谷さんのように感じられます。エピグラフ、聞きなれない言葉だと思います。この“エピグラフ“も楽しみに毎週このドラマにお付き合いくださればと思います。
1984年の渋谷を舞台に、脚本家・三谷幸喜の半自伝的要素を含んだ完全オリジナル青春群像劇。「1984年」という時代を、笑いと涙いっぱいに描いていく。
■放送情報
『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』
フジテレビ系にて、毎週水曜22:00~22:54放送
出演:菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波、戸塚純貴、アンミカ、秋元才加、野添義弘、長野里美、富田望生、西村瑞樹(バイきんぐ)、大水洋介(ラバーガール)、小澤雄太、福井夏、ひょうろく、松井慎也、佳久創、佐藤大空、野間口徹、シルビア・グラブ、菊地凛子、小池栄子、市原隼人、井上順、坂東彌十郎、小林薫ほか
脚本:三谷幸喜
主題歌:YOASOBI「劇上」(Echoes / Sony Music Entertainment (Japan) Inc.)
音楽:得田真裕
プロデュース:金城綾香、野田悠介
制作プロデュース:古郡真也
演出:西浦正記
制作著作:フジテレビ
©︎フジテレビ
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