鈴木京香が伝説の音楽教師役で指揮に初挑戦 『キリコのタクト~YELL~』2026年公開へ

鈴木京香が主演を務め、榊原郁恵、小西博之、宅麻伸、名取裕子が共演する映画『キリコのタクト〜YELL〜』が、2026年に全国公開されることが決定した。
本作は、2009年にNHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として制作され、『第42回日本有線大賞』で有線音楽優秀賞、『第51回日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞したいきものがかりの「YELL」に着想を得た、音楽教師と悩める若者たちとの絆と愛のヒューマンドラマ。
監督を務めたのは、『カノン』『レディ加賀』などの雑賀俊朗。雑賀は2011年に東日本大震災の被災地の中学生たちが歌声で希望をつなぐ復興支援番組『YELL〜こころからこころへ声を繋ぐ〜』を企画・制作。その後も楽曲「YELL」が心に残り続け、本厚木駅の接近メロディに使われていると知ったことがきっかけで、本作の構想が誕生した。
高校の合唱コンクールで全国一を勝ち取る、伝説の音楽教師・貴理子のタクトには、生徒を輝かせる魔法が宿ると言われている。そんな彼女の突然の退任、そして失踪。教え子で音楽雑誌記者の北村翔は、当時の合唱仲間と恩師の記憶を辿り、取材を通して彼女の謎に迫っていく。
関西弁でまくし立てる高校音楽教師・原田貴理子を演じるのは、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』やNetflixシリーズ『御手洗家、炎上する』、映画『グランメゾン・パリ』などの鈴木。「原田貴理子という教師像に惹かれて、この役をやらせていただく決意をしました」とコメントを寄せた鈴木は本作で指揮に初挑戦。クランクイン前にピアノと指揮のレッスンを何度も重ねたという。
さらに厚木学園の校長・高木ひとみ役を榊原が務め、典型的な管理職気質の厚木相模高校の校長・皆川逸郎役で小西、自転車店を営む昭和気質の北村恭治役で宅麻が出演する。そして貴理子の大学時代の先輩・美国亜希子役を名取が演じる。
本作のロケ地でもあり、「YELL」のMVの撮影地でもある厚木市は、2025年に市制70周年を迎えることを記念して様々な事業・イベントを企画しており、本作もそのうちの1つとして制作。この夏、主演の鈴木が山口貴裕市長に表敬訪問を行い、クランクイン予定となっている。
鈴木京香(主演・原田貴理子役)コメント
原田貴理子という教師像に惹かれて、この役をやらせていただく決意をしました。
今はピアノやコーラスの稽古に励む熱い夏を過ごしています。
生徒役の皆さんと一丸となって、合唱コンクールの舞台を心から楽しみたいと思っています。
■公開情報
『キリコのタクト〜YELL〜』
2026年全国公開
出演:鈴木京香、榊原郁恵、小西博之、宅麻伸、名取裕子
監督・脚本・企画:雑賀俊朗
エグゼクティブ・プロデューサー:神品信市
プロデューサー:藤田修、濱口典子、竹森昌弘、西村克也
配給:KeyHolder Pictures
製作:ミライ・ピクチャーズ・ジャパン、サーフ・エンターティメント
©映画「キリコのタクト〜YELL〜」製作委員会
公式サイト:http://surf-entertainment.com/kiriko.html





















