『あさイチ』ツダケンがトレンド入り 『あんぱん』『遊戯王』の裏話やノヴァクの声で大興奮

7月25日に放送された『あさイチ』プレミアムトーク(NHK総合)に、津田健次郎が出演した。
放送開始直後、「よかったにゃあ〜〜のぶ〜〜!」と大声でNHK連続テレビ小説『あんぱん』で演じる東海林の声を披露。司会の博多大吉は「思っていた2倍すごかった」と、津田の声の迫力に感嘆した様子。
『あんぱん』で共演している倉悠貴(岩清水役)からは現場での津田の様子が明かされた。台本にはびっしりとメモが書かれていたという。津田は役作りについて「最初のインパンクトが大事」と語り、特に初登場シーンでは強く印象を残すため、掛け合いのテンポや会話のトーンについて何度も話し合ったと明かす。倉とは2度目の共演となり、その相性の良さを博多大吉も「会話のテンポ、漫才のツッコミのようだ」と芸人ならではの視点で評価した。
『あんぱん』の撮影中特に印象に残っているシーンも津田自身が解説。高知新報の採用面接に訪れたのぶ(今田美桜)の話を聞いている場面が特に印象的だったという。のぶが戦時中に信じていた軍国主義的イデオロギーを反省して報道に携わると決意を明かしたシーンで、津田はだまってそれを見守りながらも目に涙を浮かべていた。声に特徴のある津田だが、他人の話を“聞く”演技も巧みだとして共演者から称賛されていた。
声優界のレジェンド・三ツ矢雄二からは過去の津田とのエピソードが語られた。アニメ『遊戯王 デュエルモンスターズ』で津田が海馬瀬人を演じていたのは20年以上前。同作で音響監督を務めた三ツ谷は、「当時は喋り声やセリフ、モノローグそれぞれに微妙な変化を加えるのが苦手」だったようだと評したが、近年の演技では「一本調子に思える声の中にわずかな変化を加えるのが上手い」ようで、長年の津田のキャリアを感じさせる。
海馬やアニメ『チ。』のノヴァクなど、津田の代表的なキャラのセリフは『あんぱん』共演者やスタッフにも披露していたようで、倉も「小学生の頃から親しんでいた声」を聞けて感銘を受けていたようだ。
なお番組放送中は特別コーナー「それいけ!イケボ!」が実施。津田に「さすがにこのセリフはイケボでは読めないだろう」と思われるセリフをイケボでの読み上げに挑戦してもらうというものだ。中でも「“ねばねば味噌汁”を悲しみを込めて読んでほしい」というオーダーは特に変わったお題だったが、津田は難なくこなして共演者を驚かせていた。
さらに番組終盤には視聴者からメッセージが到着し、そこでも読み上げてほしいセリフが多数リクエストされた。ちなみに送られたメッセージ・イラストの数は2,500通にも達したという。視聴者のリクエストに応える津田は「お風呂が沸きました」「(ノヴァクの声で)のぶ、嵩、幸せにならないと異端にするよ」などを読み上げ、サービス精神旺盛なパフォーマンスを披露。
最後には夏休み中の小学生に向けて「あんたらいつ宿題するん?」と呼びかけ、貫禄を感じさせながらも気さくな人柄の魅力を発揮して番組を締め括った。
■配信情報
『あさイチ プレミアムトーク 津田健次郎』
NHKプラスにて、8月1日(金)9:53まで配信中
ゲスト:津田健次郎
キャスター:博多華丸
VTRインタビューゲスト:倉悠貴、三ツ矢雄二
司会:博多大吉、鈴木奈穂子
写真提供=NHK





















