ナ・イヌにいま誰もが夢中 代表作『ジンクスの恋人』とファンミを堪能できるチャンス!

力強く守ってくれる頼もしさに惹かれ、日本語を一生懸命話そうとする愛らしさに思わず笑みがこぼれる。そんな相反する魅力で人々を虜にするのがナ・イヌだ。
彼は現在『初恋DOGs』(TBS系)に出演中。獣医の快(成田凌)が保護した祖母の愛犬を取り戻そうと、ソウルからやって来た財閥御曹司ソハを演じている。お金持ちだからと傲慢な態度を取るわけではなく、快と親しい弁護士・愛子(清原果耶)との横浜観光ではお茶目にはしゃいだり、犬のお世話を本気で勉強しようとしたり、純粋な一面を見せてくれている。

ナ・イヌは『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』や『哲仁王后~俺がクイーン!?』などで多様な姿を見せてきたが、日本版リメイクでも話題の『私の夫と結婚して』で知名度を一気に押し上げたと言えるだろう。
物語は、モラハラ夫に苦しめられ、親友に裏切られたまま殺害された不運のヒロイン・ジウォン(パク・ミニョン)が、死の瞬間に突然過去に戻るという怒涛の展開から始まる。彼女はこれまでの弱い自分を変えようと、自分を苦しめた2人への復讐に加えて雰囲気までも一変させ、まるで別人のようになっていく。その過程で彼女の助けになるのが、ナ・イヌ演じるジヒョクだ。彼はジウォンがいる部署の部長で、なにかと彼女のことを気にかけてくれる存在。高身長のスタイルも相まって、守ってくれる安心感が多くの人の心を奪った。

一方、少女時代のソヒョンと共演したドラマ『ジンクスの恋人』では、無邪気さを垣間見ることができる。ナ・イヌが演じるスグァンは、優秀な学生で大企業への就職が決まっていた。しかしある日、その企業の会長によって閉じ込められていた、未来が見える巫女スルビ(ソヒョン)と出会ったことで、全てを失い、名前を変えて生きていくことになる。
不運な青年スグァンと幸運を呼ぶ巫女スルビという正反対な2人だが、2年後に再会すると、次第に心が通じ合っていく。見どころは、新しい出会いばかりで常にハイテンションなスルビにつられるように、徐々に変化していくスグァンの表情とコミカルさだ。また後半からは、歪んだ人間の独占欲など、過去が絡んだストーリーが重厚に描かれるため、スルビとスグァンのやりとりは視聴者の心の拠り所にもなる。そのようなメッセージ性や、2人のロマンスと併せて、両親を亡くしながらも懸命に生きてきたスグァンが、本当の意味で元気を取り戻していく姿にも注目してほしい。
そんな『ジンクスの恋人』は、ホームドラマチャンネルにて7月25日から放送。さらに同チャンネルでは、2025年4月に行われたファンミーティング『2025 NA INWOO FANMEETING「Spring, Where Love Begins」』横浜公演の様子を映した映像もテレビ初放送される。本記事ではその様子も少しだけ紹介したい。

今回のファンミーティングのテーマは「ナ・イヌがヌルンジ(ファンの呼称、おこげの意味)と一緒に過ごすロマンチックな春のデート」。「Spring, Where Love Begins」(恋が始まる春)というサブタイトルが示すように、それぞれのコーナーが「春のデートスポット」というコンセプトのもと展開されていく。





















