松たか子、阿部サダヲの印象は“ミステリアス” 「何を考えていらっしゃるか分からない」

松たか子、阿部サダヲの印象は「分からない」

 阿部サダヲが主演を務めるテレビ朝日系木曜ドラマ『しあわせな結婚』が、7月17日よりスタートする。放送に先駆けての第1話完成披露試写会・キャスト登壇イベントが、7月14日にEX THEATER ROPPONGIにて開かれ、主演の阿部をはじめ、共演の松たか子 、板垣李光人、杉野遥亮、岡部たかし、段田安則が涼しげな浴衣姿で登壇した。

 本作は、NHK大河ドラマ『光る君へ』(2024年)以降、初の連続ドラマとなる大石静が脚本を手がける、夫婦の愛を問う“完全オリジナルホームドラマ”であり、令和の“マリッジ・サスペンス”。阿部は敏腕弁護士の原田幸太郎、松は美術教師の鈴木ネルラを演じる。会場に集まった600人以上のファンが第1話の先行試写を観た上で、登壇イベントは進められた。

(左から)阿部サダヲ、松たか子

 何度も共演経験のある阿部と松だが、夫婦役を演じるのは10年ぶりとなる。阿部は序盤のネルラのセリフ「うち、来ませんか?」を話題に挙げ、「言われたらどうしようかなと思っちゃうシーンで、良かったですね。僕はすごい好きだったんですよ」と振り返るも、松は「私も好きでした」と過去形であることに、阿部が軽くショックを受ける。続けて、阿部は「すれ違ったりとかねいろいろあるんですよ、夫婦ですから。男と女の関係っていうんですか、難しいんでしょ。そんなみなさんがうまくいってもしょうがないでしょ。だから、こういうドラマがあるんでしょ」と持論を展開すると、それに松も「もうその通りです」と深く頷く。松は阿部との芝居について、「楽しみながらなんですが、どうかなーと言いながら一緒に探っていけるのはお芝居をしていて楽しいです。また新しく感じることがいっぱいある日々です」と笑みを見せた。

板垣李光人

 板垣はキャスト陣から“李光人様”と呼ばれているらしく、そうしたのは主演の阿部だという。その理由を聞かれた阿部は、「くんでもないし、呼び捨てでもないしと考えて、やっぱり様が残りますよね。最近ね、お手紙とか書かないから“様”つけないでしょ。年賀状も書かなくなっちゃったし。“様”って絶対書いてたから、何枚も。その忘れた“様”を、李光人様に託してる……(笑)」と話しながら、阿部自身も笑ってしまうほどに会場は笑いに包まれる。それに板垣も「忘れた様を取り戻す役目があるんですね、広めていかないと(笑)」と納得した様子だった。

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