ダニエル・クレイグ×ルカ・グァダニーノ 『クィア/QUEER』日本版ポスター&予告編公開

『クィア/QUEER』日本版ポスター&予告編

 5月9日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される、ダニエル・クレイグが主演を務めたルカ・グァダニーノ監督最新作『Queer(原題)』の邦題が『クィア/QUEER』に決定し、日本版ポスタービジュアルと予告編が公開された。

 本作は、『君の名前で僕を呼んで』のグァダニーノ監督が『007』シリーズのクレイグとタッグを組んだラブストーリー。ウィリアム・S・バロウズの自伝的小説が原作となっている。

 1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のリーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーンと出会う。一目で恋に落ちるリー。渇ききった心がユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。ある日、リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが……。

 クレイグが主人公のリーを演じたほか、リーが恋する相手のユージーン役を『アウターバンクス』のドリュー・スターキーが担当。そのほか、『ファントム・スレッド』のレスリー・マンヴィル、『アステロイド・シティ』のジェイソン・シュワルツマンらが共演に名を連ねている。

 日本版ポスタービジュアルは、リーの足元にユージーンの足がそっと添えられている印象的なカットを全面に使用。予告編にも使用されている、「みっともないほど、君に触れたい」という痛切な思いが込められたセリフがキャッチコピーとして使われている。

映画『クィア/QUEER』予告編

 予告編では、「言葉なしで、君に触れたい」と、究極の愛を探し求める姿が描かれている。「我々は、途方もない世界の、孤独なカケラだ」というリーの言葉から始まり、繁華街の夜道で通りすがりのユージーンと目が合い、一気に恋に落ちる出逢いの瞬間や、彼の気を引こうとおどけて挨拶するチャーミングな姿が紡がれていく。ユージーンは好奇心に輝く瞳で未知の世界については知りたがるが、自分のことはほとんど語らない。感情をあらわにすることもなく、限りなくミステリアスな存在のユージーンに否応なしに惹かれていくリーだが…。その結末とは。

■公開情報
『クィア/QUEER』
5月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
出演:ダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキー
監督:ルカ・グァダニーノ
配給:ギャガ
原題:Queer/2024年/アメリカ・イタリア/カラー/ビスタ/5.1ch/137分/字幕翻訳:松浦美奈/R15+
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.

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