ポン・ジュノ新作『ミッキー17』新公開日が3月28日に決定 日本版ポスターも

『ミッキー17』新公開日が3月28日に決定

 ポン・ジュノ監督の新作映画『ミッキー17』の新たな日本公開日が3月28日に決定し、あわせて日本版ポスターが公開された。

 ポン・ジュノが監督と脚本を手がけた前作『パラサイト 半地下の家族』は、第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルムドールを受賞し、第92回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞。日本でも観客動員数が330万人を超え、興行収入は45億5000万円を突破した。

 本作は、そんなポン・ジュノが再び監督と脚本を手がけるサスペンスで、エドワード・アシュトンによる同名小説を原作に、主人公・ミッキーの異常で危険な氷の惑星での冒険が描かれる。

 人生失敗だらけの男“ミッキー”は、一発逆転のため、何度でも生まれ変われる“夢の仕事”に申し込む。だが、よく読まずにサインした契約書は、トップからの過酷すぎる業務命令で次々と命を落としては生き返る、まさにどん底の“死にゲー”への入り口だった。現代からひとつの進歩もなく、労働が搾取される近未来の社会。だが使い捨てワーカー・ミッキーの前にある日、手違いで自分のコピーが同時に現れ、事態は予想を超えていく。ついにミッキーの逆襲がはじまる。

 人生失敗だらけの主人公ミッキーを演じるのは、『TENET テネット』『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』などのロバート・パティンソン。共演には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』などのナオミ・アッキー、『NOPE/ノープ』のスティーヴン・ユァン、『ヘレディタリー/継承』のトニ・コレット、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーク・ラファロが名を連ねた。

 もともと6月6日に劇場公開が予定されていた本作だが、全米の公開日が3月7日に変更となったことを受け、日本では3月28日に公開されることが決定。あわせて公開された日本版ポスターには、ミッキーが17枚のレイヤーで描かれている。ミッキーの左肩にはゼッケンがあしらわれ、よく見ると下層部から数字が記されている。つまり、その数字はシリアルナンバーであり、下層の16枚は使い捨てられた彼の残骸なのだ。そして、最前面で戦闘モードの宇宙服を着ているミッキーが17番目だということが一目で分かる。

■公開情報
『ミッキー17』
3月28日(金)公開
出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ
監督・脚本:ポン・ジュノ
配給:ワーナー・ブラザース映画 
©2024 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
公式サイト:mickey17.jp

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