馬場ふみか主演でキナミブンタ原作『アリスさんちの囲炉裏端』実写化 2025年1月放送へ
馬場ふみか主演『アリスさんちの囲炉裏端』が、BS-TBS、CBCテレビ、RKB毎日放送、HBC北海道放送、テレビ神奈川、KBS京都にて2025年1月7日より順次放送、Leminoにて同日10時より配信されることが決定した。
本作は、2020年11月号から2023年4月号まで『ウルトラジャンプ』(集英社)で連載され、単行本として全4巻刊行された同名コミックを実写ドラマ化するもの。『恋は光』などの馬場が、主人公・水瀬アリスを演じる。
10年ぶりに東京から地元に帰ってきて、囲炉裏のある古民家にひとりで暮らすアリス。久しぶりの再会にドキドキしていた幼なじみの男子高校生・晴海。年の差がある幼なじみの2人をつなぐのは、アリスが住む古民家の囲炉裏端。アリスと囲む囲炉裏端は昔と同じように温かかった。
主人公のアリスを演じ、「今作のような穏やかな作品や役柄を今までほとんど演じたことがなかったのでとても新鮮でした」と述懐する馬場。京都府綾部市で行った撮影について「穏やかで暖かい土地柄がこの作品の暖かさと共通するものがあり、現場の雰囲気もそれに影響されるように穏やかでした。自然の美しさや空気の綺麗さが画面を通しても伝わってくると思います」と語った。
原作者のキナミは、今回のドラマ化について「まさかまさかの実写ドラマ化です! びっくりです!」と驚きを隠せない様子で、「関わってくれた全ての皆さんと読んでくださった皆さんのおかげです! 本当にありがとうございます!」と感謝を述べた。
メイン監督を務めるのは、『月とキャベツ』や『花戦さ』、『犬部!』などの篠原哲雄。「古民家で囲炉裏を囲んで料理を作り振る舞う。なんて素敵な企画なんだろう」と今回のドラマ化に対しての心境を述べ、「我らのチームワークもふんだんに現れているので今から楽しみにしておいてください」とファンへメッセージを送った。
『さっちゃん、僕は』(TBS系)などのドラマを手掛けた富田未来監督は、「日本人だからこそ思うどこか懐かしいような、安心する心地よさ。それが登場人物の感情とリンクし、とても温かなストーリー」と原作の魅力を紹介。昨年ドラマ監督としてのキャリアをスタートさせた高階貴法監督は「登場人物たちの成長や変化に寄り添うことを心掛け、キャラクターの感情や人間関係に共感できるようなものを意識して演出させていただきました」と撮影時を振り返った。
コメント
馬場ふみか(水瀬アリス役)
今回演じてみて、今作のような穏やかな作品や役柄を今までほとんど演じたことがなかったのでとても新鮮でした。原作を読ませていただいた際に、囲炉裏で作られる料理や囲炉裏端で過ごすそれぞれの登場人物がとても魅力的だなと思いました。さらにロケ地である京都府綾部市の穏やかで暖かい土地柄がこの作品の暖かさと共通するものがあり、現場の雰囲気もそれに影響されるように穏やかでした。自然の美しさや空気の綺麗さが画面を通しても伝わってくると思います。アリスさんと共に囲炉裏端にいるような感覚で観ている方々にも癒されていただけたら嬉しいです。
キナミブンタ(原作)
はじめまして! 「アリスさんちの囲炉裏端」原作のキナミと申します! まさかまさかの実写ドラマ化です! びっくりです! それもこれも関わってくれた全ての皆さんと読んでくださった皆さんのおかげです!本当にありがとうございます! 今回私生意気ながら撮影現場を見学させて頂いたりしたのですが、とにかく素敵な現場でした! 原作の雰囲気を小物一つからできるだけ再現しようとしてくれるのはもちろん原作では描けなかった部分まで描いて頂いていて、素敵な演者さんと素敵なスタッフさん達の手でとっても素敵な感じになっていてなんというか素敵でした、、、!! 絶賛語彙力崩壊中故ここらで失礼させて頂きます! 最後にえーと、、、見てね!!
篠原哲雄監督
古民家で囲炉裏を囲んで料理を作り振る舞う。なんて素敵な企画なんだろうと思いました。
薪を割り、火を起こし、料理を勤しみ、美味しくいただく。おもてなしと感謝の気持ちが自然に現れ、お互いの距離もグッと縮まる。衣食住を丁寧に描いていく中で人の本質も明らかになっていくこのドラマは演者も作り手も品性や知性が問われ、ある意味怖いです。設定自体が「癒し」を想像させますが、真の癒しというのは苦難を乗り越えて得られるもの。苦難は大きければいいというわけではなく、ここでは小さなほつれから人がゆるりと解かれていく豊かな時間を味わって欲しいと思っています。我らのチームワークもふんだんに現れているので今から楽しみにしておいてください。
富田未来監督
原作を手に取ったときに感じたのは、日本人だからこそ思うどこか懐かしいような、安心する心地よさ。それが登場人物の感情とリンクし、とても温かなストーリーだと感じました。
実際に1カ月ほどその土地で滞在しキャストたちと意識したのは、そこの空気や、なにか見えないもの、古民家に漂ういつかの気配を感じることでした。
私自身、日々大自然の中で心が洗われるような時間で、そんな体験が物語を通して感じられる作品になったと思います。
囲炉裏を使った新しく斬新な料理たちと共に、日々のちょっとした疲れを癒してもらえたら嬉しいです。
高階貴法監督
この作品の監督を務めさせていただき、大変光栄に思っています。
このドラマを手掛けるにあたり、登場人物たちの成長や変化に寄り添うことを心掛け、キャラクターの感情や人間関係に共感できるようなものを意識して演出させていただきました。どの話にも撮影にあたっては、キャストとスタッフ全員が一丸となり、京都綾部市の皆様と自然が溢れた土地が活きた作品になったと考えています。この作品を通して、皆さまが少しでも心温まる瞬間を感じていただければ幸いです。
■放送情報
『アリスさんちの囲炉裏端』
2025年1月7日(火)より順次放送・配信開始
<初回放送情報> ※放送時間は編成の都合などにより変更となる場合あり
BS-TBS:2025年1月7日(火)21:00~
CBCテレビ(CBC):2025年1月12日(日)24:50~
RKB毎日放送(RKB):2025年1月11日(土)25:28~
HBC北海道放送(HBC):2025年1月13日(月)25:29~
テレビ神奈川(tvk):2025年1月7日(火)23:30~
KBS京都:2025年1月11日(土)23:30~
<配信情報>
Lemino:2025年1月7日(火)10:00~ ※先行見放題独占配信
TVer:2025年1月7日(火)21:30~ ※見逃し配信
出演:馬場ふみか
原作:キナミブンタ『アリスさんちの囲炉裏端』(集英社 ヤングジャンプ コミックス・ウルトラ刊)
監督:篠原哲雄、富田未来、高階貴法
脚本:今西祐子
制作プロダクション:キャンター
製作著作:「アリスさんちの囲炉裏端」製作委員会
©キナミブンタ/集英社・「アリスさんちの囲炉裏端」製作委員会
公式サイト:https://www.alice-no-irori.com/
公式X(旧Twitter):@alice_no_irori
公式Instagram:@alice_no_irori