朝ドラ『おむすび』を特徴づける“ゆるさ” ギャルメイクの橋本環奈に父親と友人の反応は?

朝ドラ『おむすび』を特徴づける“ゆるさ”

 『おむすび』(NHK総合)第19話では、結(橋本環奈)が初めてのギャルメイクに挑戦した。

 90年代と2000年代を行き来する第4週。2004年の糸島で、ギャルはダサくないことを証明するため、結は糸島フェスティバルに向けてパラパラの練習に励む。米田家に滞在中の歩(仲里依紗)は、永吉(松平健)にフェスの出し物に誘われるが断る。愛子(麻生久美子)は陽太(菅生新樹)に手伝ってもらってパソコンをはじめた。

 フェスティバル当日、ギャルメイクをした結は風見(松本怜生)たち書道部のメンバーと鉢合わせしそうになる。陽太のとっさの機転でその場を逃れたものの、聖人(北村有起哉)に見つかってしまう。修羅場は不可避と思われたが、聖人はギャルが結だと気づかなかった。

 糸島のビーチで行われたフェスティバルでは、和太鼓やのど自慢など定番のステージパフォーマンスが行われた。続く演目として司会がコールしたのは「ミスターA吉マジックショー」。キンキラの衣装に身を包んだ永吉とアシスタントのひみこ(池畑慎之介)がマジックを披露し、会場は盛り上がる。客席後方には翔也(佐野勇斗)の姿もあった。永吉のショーはクライマックスの剣刺しへ。箱の中に入った永吉が、初代引田天功直伝のイリュージョンを成功させようとしたとき、事件は起きた。

 「どこからツッコめばいいかわからない」が第19話の正直な感想である。それくらいツッコミどころの多い放送回だった。衆議院議員選挙の政見放送で『あさイチ』(NHK総合)の放送時間が変更され、博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナによる恒例の朝ドラ受けがなかったことも、この状況に拍車をかけている。

 「マツケンサンバ」を思わせるきらびやかな衣装と、ステージでの堂々とした立ち回りはあまりにも“松平健”で、さすが千両役者とうなった。剣さばきの代名詞である『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)を想起した視聴者も多かったようだ。池畑慎之介のドラァグクイーンぶりも板についていた。

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