『虎に翼』第21週「貞女は二夫に見えず?」を振り返る 寅子と航一が新たな家族に

 NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第101話から第105話までの第21週「貞女は二夫に見えず?」を振り返る。

 第101話では、轟(戸塚純貴)から遠藤(和田正人)を紹介された寅子(伊藤沙莉)は、航一(岡田将生)からプロポーズを受けたことを報告。しかし結婚の意味を見出せないと口にする。その後、寅子は轟と遠藤に対して配慮の足りない発言をしたのではと反省。猪爪家では直明(三山凌輝)の結婚式の準備が着々と進む。そんな中、寅子は結婚に付随する名字変更の問題に気付く。

 第102話では、寅子は、自分が星姓を名乗るべきか佐田姓を名乗るべきかで悩む。そしてそんな寅子の様子を娘・優未(毎田暖乃)は心配そうに見つめていた。寅子は轟の事務所を訪ね、軽はずみな発言をしたことを謝罪。その上で名字についての悩みを相談する。答えがはっきりとは決まらないまま星家へ向かう。

 第103話では、寅子と優未を囲んでの星家での食事にて、航一は自分が佐田性を名乗ることを家族に提案。航一の継母・百合(余貴美子)は大反対。航一の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕真花)はそれでも構わないと言うが……。そんな中、轟の提案で、寅子は優未と航一と、轟の仲間たちの集まりに参加することになる。

 第104話では、航一からそこまで悩むのなら結婚をやめようと寅子は告げられる。それは婚姻届を出す結婚をやめようという意味で、「佐田寅子の夫のようなもの」になるという決意だった。紆余曲折あったが、お互いそれぞれの名字を名乗った上で「夫婦のようなもの」になることを決め、百合とも和解。そして直明と玲美(菊池和澄)の結婚式が盛大に行わる。

 第105話では、結婚式のお礼を言いに来た直明が、結婚式はしないという寅子に「心が躍るような」お返しをする。寅子が驚く中、明律大学の懐かしい仲間たちが久々に集結する。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『虎に翼』
総合:毎週月曜~金曜8:00~8:15、(再放送)毎週月曜~金曜12:45~13:00
BSプレミアム:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜8:15~9:30
BS4K:毎週月曜~金曜7:30~7:45、(再放送)毎週土曜10:15~11:30
出演:伊藤沙莉、岡田将生、石田ゆり子、岡部たかし、仲野太賀、森田望智、上川周作、平岩紙、三山凌輝、毎田暖乃、青山凌大、今井悠貴、和田庵、菊池和澄、名村辰、松川尚瑠輝、野添義弘、ドンペイ、滝藤賢一、松山ケンイチ
作:吉田恵里香
語り:尾野真千子
音楽:森優太
主題歌:米津玄師「さよーならまたいつか!」
法律考証:村上一博
制作統括:尾崎裕和
プロデューサー:石澤かおる
取材:清永聡
演出:梛川善郎、安藤大佑、橋本万葉ほか

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