『いちばんすきな花』は誰かの“救い”となるドラマだった 80分超えのメイキングは必見!
『いちばんすきな花』が優しい空気感に包まれていた理由が分かる
『いちばんすきな花-ディレクターズカット版-』Blu-ray&DVD BOXには、本編の映像のほかに特典映像がたっぷり収録されている。とくに、クランクイン・クランクアップをはじめ、撮影の合間に主演の4人が仲良く過ごしている姿などを捉えた80分超えのメイキングは必見だ。
メイキングを再生すると、そこには「ほうれん草ゲーム」をして楽しんでいる主演の4人の姿が。あまりにもドラマの雰囲気そのままだったので、「アドリブ多めの撮影中なのかな?」と思いきや、休憩中だというから驚いた。しっかり者のゆくえ、ほんわかしている椿、天真爛漫な夜々に、弟キャラの紅葉。演技をしていないときもドラマ内の4人の関係性がそのまま反映されているようで、80分間ずっと癒されっぱなしだった。メイキングを見ると、本作が優しい空気感に包まれている理由が分かるような気がする。
また、4人“じゃない方”の人たちにスポットを当てたスピンオフ『いちばんすきな花ーみんなのほんねー』も、ぜひチェックしてもらいたい。スピンオフの脚本も、本編と同様に生方が担当している。スポットが当たるのは、夜々にひどい言葉をかけていた相良(泉澤祐希)や、ゆくえを敵視していた峰子(田辺桃子)、そして椿を裏切った元婚約者の純恋(臼田あさ美)と、作中では主人公たちと敵対するポジションとして描かれていたキャラクターたち。彼らの“ほんね”を通して、本編への理解をより深めることができた。
人を傷つけるのが人だとしたら、その傷を癒してくれるのも、また人なのかもしれない。本編を観返したあと、藤井 風が歌う主題歌「花」×「いちばんすきな花」のコラボムービーを見ていたら、心のなかにじんわりと温かいものが広がっていくような感覚に陥った。「他人の価値観なんて理解できないけれど、理解したいと思える他人に出会えることはある」。そんな“他人”を探すために、明日からも前を向いて歩いていこうと思う。そして、その人に出会ったら、聞いてみたい。「いちばんすきな花は、なんですか?」と。
■リリース情報
『いちばんすきな花 -ディレクターズカット版-』
6月14日(金)Blu-ray&DVD-BOX発売
【Blu-ray BOX】
価格:35,035円(税込)
品番:TCBD-1542
仕様:2023年/日本/カラー/本編557分+特典映像168分/16:9 1080i High Definition/2層/音声:リニアPCM2.0chステレオ/日本語字幕(本編のみ)/全11話/4枚組(本編ディスク3枚+特典ディスク1枚)
【DVD-BOX】
価格:28,600円
品番: TCED-7273
仕様:2023年/日本/カラー/本編557分+特典映像168分/16:9LB/Disc1・7:片面2層、Disc2~6:片面1層/音声:ドルビーデジタル2.0chステレオ/日本語字幕(本編のみ)/全11話/7枚組(本編ディスク6枚+特典ディスク1枚)
<特典映像>
・メイキング
・藤井 風「花」×「いちばんすきな花」コラボムービー
※UNIVERSAL MUSIC JAPAN公式YouTubeに掲載している動画と同様の映像です。
・ちびっ子相撲・完全版
・いちばんすきな花 −みんなのほんね−
・予告集
<封入特典>
紅葉のイラストシール
出演:多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠、齋藤飛鳥、一ノ瀬颯、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希、臼田あさ美、仲野太賀、田中麗奈
脚本:生方美久
音楽:得田真裕
主題歌:藤井 風 「花」(HEHN RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)
プロデュース:村瀬 健
演出:髙野 舞、谷村政樹、ジョン ウンヒ、岩城隆一
制作協力:AOI Pro.
制作·著作:フジテレビ
発売元:フジテレビジョン
販売元:TCエンタテインメント
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