森山未來が藤竜也の発言に翻弄される 近浦啓監督最新作『大いなる不在』予告編公開
7月12日よりテアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほかにて全国順次公開される森山未來主演映画『大いなる不在』の予告編が公開された。
本作は、幼い頃に自分と母を捨てた父が警察に捕まったと知らされた男性・卓を主人公としたサスペンスヒューマンドラマ。長編デビュー作『コンプリシティ/優しい共犯』がトロント、ベルリン、釜山などの名だたる国際映画祭に正式招待された近浦啓が監督・脚本を務めた。
主人公・卓を演じる森山のほか、認知症となってしまった卓の父・陽二役で藤竜也、妻・夕希役で真木よう子、陽二の後妻で卓の義母・直美役で原日出子が出演する。
公開された予告編には、認知症で別人のようになった父・陽二(藤竜也)と久々に再会した卓(森山未來)が、父の二転三転する発言に翻弄される姿が映し出されている。物語は、110番通報の「事件ですか? 事故ですか?」と問いかける警察の音声に対し、父・陽二が「事件です」と答える緊張感漂うシーンから始まる。場面は変わり、卓が父に、行方不明となった義母・直美(原日出子)の行方を尋ねると、父は「自殺しましたよ」と飄々と答えるが、果たしてそれは真実なのか。卓は、妻の夕希(真木よう子)と共に、父と義母の自宅を訪れ、彼らに何があったのかを探り始めるが、そこに残されていたのは、大量の手紙やメモ。さらに卓は、父を知る人たちから話を聞き、次第に父の人生を辿っていくこととなる。
■公開情報
『大いなる不在』
7月12日(金)より、テアトル新宿、TOHOシネマズ シャンテほか全国順次ロードショー
出演:森山未來、真木よう子、原日出子、藤竜也
監督・脚本:近浦啓
共同脚本:熊野桂太
プロデューサー:近浦啓、堀池みほ
特別協力:北九州フィルム・コミッション
製作:クレイテプス
配給:ギャガ
2023年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/133分
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