西島秀俊は現場でも“マエストロ” 『さよならマエストロ』会場一体の演奏シーンに密着
本作の大きな見どころとなっている演奏シーンについて、東仲プロデューサーは「各話で使用する曲を変えていますが、選曲は物語の内容にリンクしたものになっています。さらにその曲の背景を芦田愛菜さん演じる響のナレーションを通して伝えています」と説明すると「だからこそ、最後の演奏シーンは、その話のテーマと登場人物たちの気持ちを乗せた、とてもエモーショナルな演奏になるように意識しています。その意味でセリフはないのですが、演奏シーンは登場人物の心情を奏でるために、なくてはならない大切な要素になっていると思います」と意図を明かしていた。
さらに第6話の見どころについて東仲プロデューサーは「市長の決定で、残り1カ月で廃団になってしまう晴見フィルが、急遽練習場所もコンサート会場も失ってしまうというストーリーです」と明かすと、そこからさまざまな人たちの協力で、なんとか有終の美を飾る姿が描かれる。「ぜひ、晴見フィルなりの終わり方を見届けて欲しいです」と東仲プロデューサーは期待を煽っていた。
■放送情報
日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』
TBS系にて、毎週日曜21:00〜21:54放送
出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、當真あみ、佐藤緋美、久間田琳加、大西利空、石田ゆり子、淵上泰史、津田寛治、満島真之介、玉山鉄二、西田敏行
脚本:大島里美
音楽:菅野祐悟
主題歌:アイナ・ジ・エンド「宝者」(avex trax)
撮影監督:神田創
音楽監修:広上淳一(東京音楽大学)
全面協力:東京音楽大学
企画プロデュース:東仲恵吾
プロデュース:益田千愛
演出:坪井敏雄、富田和成、石井康晴
©TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/sayonaramaestro_tbs/