『昼に昇る月』『流れ星』など、視聴者の心を鷲掴みにするキム・ヨンデの出演作3選

『流れ星』(2022年)

『流れ星』(tvn公式サイトより)

 芸能事務所を舞台に、トップスターと広報チーム長たちの恋愛を描く物語『流れ星』。スターフォースエンターテイメントの広報チーム長オ・ハンビョル(イ・ソンギョン)は、毎日忙しい日々を送っていた。そんなある日、アフリカへと旅立っていた看板スターであり、学生時代の同級生コン・テソン(キム・ヨンデ)が帰国することに。絶対に彼には言えない秘密を心に抱えたまま、テソンとの再会を果たすハンビョルだったが…….。3組以上の恋愛が同時並行していくのが面白く、急なキスシーンに悶絶したり、各話で癒されたりと、最後まで飽きさせない本作。『ペントハウス』(2020年)を思い出させるような配役や、豪華カメオも見逃せない。

 ハンビョルに想いを寄せるトップスター、コン・テソンを演じるのがキム・ヨンデだ。顔を見ればついつい言い合ってしまうような2人だが、恋愛へと発展していく2人の変化が自然体でとにかく心地良い。そして、飾らないキム・ヨンデの素顔を覗き見しているような感覚で、彼自身も「この先、これほど素の状態でいられるキャラクターを演じる機会はあるのかなと思うほど…….」とインタビューで語っている。(※)劇中では、大スターでありながら、お茶目で、いたずらっ子のようなかわいさもあり、等身大のテソン沼に一気につかってしまうと思う。また、本作におけるキム・ヨンデのスタイリングが大優勝しており、彼の魅力を最大限に魅せる衣装や、キスシーンに美しさを増すようなネックレスまで、ぜひ注目して観ていただきたい。

『流れ星』(tvn公式サイトより)

 この他にも、大きな話題を呼んだぶっ飛びサスペンス『ペントハウス』では、一線を越え続けて大暴走する父チュ・ダンテの息子ソクフンを熱演。妹や愛する人を守ろうと必死に立ち向かう演技が、特に記憶に残る。また、漫画の登場人物が自我を持ち始め、作者の描く展開とは別の人生を歩もうとする姿を描く『偶然見つけたハル』(2019年)では、A3(=アメージングなイケメン3人組)のリーダーナムジュとして出演。登場した瞬間から、美しさのあまり視聴者の目を奪ってしまうほどだ。ツンツンとして冷徹そうに見えながらも、どこか人間味のあるようなキャラクターを演じ、多くの出演ドラマで注目を集め続けるキム・ヨンデ。新たな一面を見せ続ける彼の今後の活躍が、楽しみで仕方がない。

参照

※ https://www.youtube.com/watch?v=cRhzumUYkQA&t=583s

■配信情報
『昼に昇る月』
U-NEXTにて独占配信中
出演:キム・ヨンデ、ピョ・イェジン、オン・ジュワン、チョン・ウンインほか
演出:ピョ・ミンス、パク・チャニュル
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