『葬送のフリーレン』コンセプトアート&美術ボード公開 アニメに登場する街並みや風景が
毎週金曜23時より日本テレビ系で放送されているTVアニメ『葬送のフリーレン』のコンセプトアートと美術ボードが公開された。
本作は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した、千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていくファンタジードラマ。コミックスは山田鐘人が原作、アベツカサが作画を務め、累計発行部数1100万部を突破している。2021年にはマンガ大賞2021大賞、第25回手塚治虫文化賞新生賞を受賞している。
アニメ制作にあたって斎藤圭一郎監督とスタジオ・マッドハウスがチームを組んだのは、コンセプトアート担当の吉岡誠子と、美術監督の高木佐和子とスタジオワイエス。主人公・フリーレンがさまざまな場所を訪れる旅路が描かれる本作では、斎藤監督が「アニメ本編の視聴者にもいろいろな場所に行ったような気持ちになれるように」と考え、さまざまなシチュエーションやロケーションの考案を吉岡に依頼。それを受けた吉岡が、実際に絵を描くだけでなく実際にある国や地方の街並みや風景の資料を集めるなどして、地域ごとの人々の生活や風習、季節の移り変わりなど、テレビアニメではあまり例を見ないほどの資料を作成。それを基に、高木とスタジオワイエスが美術設定・美術ボードを制作した。
公開されたコンセプトアートと美術ボードでは、アニメに登場する街並みや風景が描かれている。
■放送情報
『葬送のフリーレン』
日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」枠にて、毎週金曜23:00〜放送
キャスト:種﨑敦美、市ノ瀬加那、小林千晃、岡本信彦、東地宏樹、上田燿司
原作:山田鐘人、アベツカサ『葬送のフリーレン』(小学館『週刊少年サンデー』連載中)
監督:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
コンセプトアート:吉岡誠子
魔物デザイン:原科大樹
アクションディレクター:岩澤亨
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:廣住茂徳
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
アニメーション制作:マッドハウス
OPテーマ:YOASOBI「勇者」
EDテーマ:milet「Anytime Anywhere」
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
公式サイト:https://frieren-anime.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/Anime_Frieren