吉沢亮の覚悟を決めた表情や小栗旬の思いつめた表情も 『かぞく』予告編&ポスター公開

『かぞく』予告編&ポスタービジュアル公開

 吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介が主演を務める映画『かぞく』の予告編とポスタービジュアルが公開された。

 本作は、17歳で漫画家としてデビューし、『未成年』『編集王』『雲出づるところ』を世に送り出し、『同じ月を見ている』では平成11年度文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞、人気作家としてのキャリアを積み重ねていた2012年、突然この世を去った漫画家・土田世紀の生きざまを描く、未完の絶筆作品『かぞく』を実写映画化したもの。

 脚本・監督を務めたのは、映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズ、人気TV CM『au 三太郎』シリーズの衣裳デザイン、キャラクターデザインを務めてきた澤田石和寛。写真作家、映像作家として活動する澤寛(Kan Sawa)として映画監督デビューを果たす。土田が残した『かぞく』のなかで描かれた5つのエピソードを原作として、澤寛自身の生い立ちや経験を織り交ぜ、現代家族を包括的に描く映画へと昇華。吉沢、永瀬、小栗、阿部の4人を主演に迎え、「家族とは何か」を問いかける。

『かぞく』予告編

 公開された予告編では、4人それぞれの家族の姿が映し出される。マコト(吉沢亮)は、父が失踪し、母と2人で住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。群青色に染まった空と海に挟まれ1人立つマコトは、覚悟を決めたような表情で何かを海へと捨てる。ケンジ(永瀬正敏)は、内縁の妻・ハルカと密やかな生活を送る。泣き叫ぶ妻・ハルカを後ろからきつく抱きしめるケンジと、時効間近の指名手配犯のニュースが映し出される。タケオ(小栗旬)は妻を亡くし、男手一つで2人の子供を育てていた。思いつめた表情を浮かべ車を走らせる彼と、海岸に立つ2人の子供たちの姿が。ユウイチ(阿部進之介)は、久しぶりに帰った実家で自分の名前を呼ぶ白いワンピースを着た女に出会い、森に誘われていく。出会うはずのない女との出会いが導く、彼の未来の行方は。

 ポスタービジュアルでは、4人の男たちの表情が描かれ、「未来へー」のキャッチコピーが添えられている。

■公開情報
『かぞく』
11月3日(金・祝)公開
出演:吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進ノ介
原作:土田世紀『かぞく』(日本文芸社刊)
監督・脚本・編集・衣裳デザイン:澤寛
音楽:棚川寛子
演奏:SPAC
音楽制作特別協力:宮城聰(SPAC 静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
サウンドデザイン:清水宏一
撮影:山本英夫
プロデューサー: 松橋真三
企画・プロデューサー:鈴木大造
製作プロダクション:クレデウス
製作・配給:アニプレックス
82分/アメリカンビスタ/5.1ch
©︎土田世紀/日本文芸社,ANIPLEX, Inc.

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