『ドラゴンボールDAIMA』は魔人ブウがカギを握る? ティザー映像から考察

 10月13日、大人気アニメ『ドラゴンボール』の完全新作シリーズとなる『ドラゴンボールDAIMA』の制作が発表された。コンテンツの展開時期は2024年秋となる予定で、東映アニメーションの公式YouTubeチャンネルではティザー映像が公開されている。

 一体同作はどんなストーリーで、過去の『ドラゴンボール』作品とどのような関係にあるのか……。ティザー映像の内容から考察してみよう。

アニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」 ティザー映像 / 2024年秋 展開決定!

 歴代シリーズを振り返ると、初代アニメ『ドラゴンボール』は1986年にスタートし、サイヤ人編以降を描いた『ドラゴンボールZ』は世界的な人気を獲得。1996年には続編として『ドラゴンボールGT』、そこから約18年後の2015年には『ドラゴンボール超』が放送された。

 そんな40年近い歴史を刻んできた長寿アニメの完全新作となる『ドラゴンボールDAIMA』。そのストーリーやキャラクターデザインなどには、原作者の鳥山明が密接に関わっているとのことで、新たな“本編”の1つとも考えられそうだ。

 ストーリーの詳細は今のところ不明だが、ティザー映像では孫悟空やベジータ、クリリンやピッコロなど、お馴染みのキャラクターたちが登場している。しかしなぜか、いずれも子どもの姿になっているという異変が起きていた。

 神龍の「さあ願いを言え」というセリフを皮切りに、身体の変化が起きているように見えるので、ここにはドラゴンボールの力が関わっているのかもしれない。

 こうして見ると謎は深まるばかりだが、ストーリーの時系列については考察の手掛かりが存在する。ティザー映像に登場した界王神とキビトはそれぞれ別の存在だったが、2人は「魔人ブウ編」においてポタラで合体し、『ドラゴンボール超』にて分離するという経緯を辿っていた。

 つまり同作は、『ドラゴンボール超』の「破壊神シャンパ編」より後の物語なのではないだろうか。理屈だけで言えば、「魔人ブウ編」の前という線もあり得るが、「セル編」で死んだはずの悟空がいることなどを考えると、その可能性は薄いだろう。

 さらに考察を進めてみよう。鳥山が寄せたコメントによると、悟空たちは“ある陰謀”で小さくされてしまい、解決のために新たな世界へ乗り込むという。この言い回しからすると、新たな惑星や宇宙が舞台になりそうな予感もするが、別の可能性として「タイムスリップ」によるストーリーも考えられる。

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