坂口健太郎が不幸のどん底に 『CODE-願いの代償-』序盤から予測不能な展開が続く

 
二宮に与えられた初めての任務は、アタッシュケースを指定の場所まで運ぶこと。二宮の運んだアタッシュケースの中身は銃と覆面で、その中身を使った任務を与えられたのが大学生・仲川悟(宮世琉弥)だ。憧れの同級生・ミク(志田こはく)に貢ぐ金欲しさにCODEに頼り、任務をこなしてきた悟。最初は岡山組の組長のアタッシュケースを覚醒剤が入った別のものと入れ替えさせるなど、れっきとした犯罪ながら難易度の高くないものをこなさせた上で、次の任務は「現金輸送車から1億円強奪しろ」と急にハードルが上がる。一体、悟がCODEからいくら受け取ったのか知らないが、きっと悟が得た金額よりも1億円という金額は大きいのではないだろうか。まるで現実社会の“闇バイト”に加担させられ、途中で引き返せなくなった学生を見ているような気持ちにもなる。もちろん任務が失敗に終わった悟には制裁が下り、トラックで轢き逃げされる。その瞬間、悟のスマホからCODEのアプリが自動消去されたのも恐ろしい。また、このトラックは悠香が亡くなる直前に調べていた他の轢き逃げ事件に使われたトラックと同じように見える。あの轢き逃げ事故の被害者もまたCODEのプレイヤーだったということなのか。

 さて、任務を完了し「七海悠香の死の真相が知りたい」という願いを入力した二宮の元に、動画ファイルが送られてくる。そこに映っていたのはやはりあのメンテナンス業者の男・寺島貴司だった。そして、床下に隠した報奨金を持って逃げようとする寺島の様子を監視する謎の女は三輪円(松下奈緒)だろう。手首に青い何かを巻きつけており、この女が悠香のエレベーター事件の一部始終も監視していた。

 ずっと怪しさ満載のフリーの記者・椎名一樹(染谷将太)がついに二宮に接触する。相棒であるハッカー・三宅咲(堀田真由)のデスクトップには何やら一連のCODE関係者の画像が映し出されており、この相関図も気になる。亡くなるその日、県警まで車で送ってくれた二宮に、何か言いかけた悠香もやはり狙われるべくして狙われてしまったのだろうか。椎名も咲も訳あってこのCODEにまつわる一連の事件を追っているようだが、彼らにも一体何があったのだろうか。予測不能すぎて、今後の展開も見逃せない。

■放送情報
『CODE-願いの代償-』
読売テレビ・日本テレビ系にて、毎週日曜22:30〜放送
出演:坂口健太郎、染谷将太、松下奈緒、堀田真由、玉山鉄二、三浦貴大、鈴木浩介、臼田あさ美、青柳翔、黒羽麻璃央、兵頭功海、竹財輝之助
脚本:酒井雅秋、 山田能龍
演出:森淳一、木村ひさし
音楽:菅野祐悟
原作:台湾ドラマ『浮士德遊戲(英題:CODE)』(2016年)、『浮士德遊戲2(英題:CODE2)』(2019年)
チーフプロデューサー:岡本浩一(ytv)
プロデューサー:中間利彦(ytv)、阿部豪(ロボット)、真壁幸紀(ロボット)
制作協力:ロボット
制作著作:読売テレビ
©︎読売テレビ
公式サイト:https://www.ytv.co.jp/code/
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