柴田理恵、『どうする家康』団子屋の老婆を演じて 「今の世の中も変わらない」

柴田理恵、『どうする家康』出演を語る

 毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『どうする家康』出演の柴田理恵よりコメントが寄せられた。

 本作は、ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を新たな視点で描く。主人公・家康を松本潤、脚本を『コンフィデンスマンJP』シリーズなどの古沢良太が担当する。

 柴田が演じたのは、長年、浜松の移り変わりを見守ってきた団子屋の老婆。柴田は今回のキャラクターについて、「戦乱の世に翻弄されながらも、たくましく生きていく庶民、時には権力者の悪口を言って笑いとばす、明るく強い庶民の代表のような老婆だったと思います」と分析していたことを明かした。

柴田理恵(団子屋の老婆役)コメント

演じる上で意識したこと

演出の方とは「自分たちの生活の場が戦で領主が変わったりすれば、それはいい気持ちはしないでしょう。この老婆は、実際に浜松にいた人たちの思いそのままでしょうね」というお話をしました。戦乱に巻き込まれ、翻弄されるのは庶民です。権力者なんてクソくらえと心の中では思いながらも、右往左往させられるのも庶民です。これは今の世の中も変わらないと思います。

今回の役をどのように捉えていたか

戦乱の世に翻弄されながらも、たくましく生きていく庶民、時には権力者の悪口を言って笑いとばす、明るく強い庶民の代表のような老婆だったと思います。子どもから大人まで「うんちのおもらし」は笑ってしまいますから。

■放送情報
『どうする家康』
NHK総合にて、毎週日曜20:00~放送
BSプレミアム、BS4Kにて、毎週日曜18:00~放送
主演:松本潤
脚本:古沢良太
制作統括:磯智明
演出統括:加藤拓
音楽:稲本響
写真提供=NHK

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