浜辺美波には底知れない魅力がある 『らんまん』制作統括が絶賛するキャストたちの好演

東京編は神木隆之介が“プリンス”から脱皮

ーーこれから始まる東京編での見どころはどういったところになりますか?

松川:今までは佐川の酒蔵の御曹司として、守られたお城の中にいたプリンスの万太郎くんが、東京編では世間の荒波にもまれていろいろなことを経験していくところが見どころです。植物学という夢に邁進する万太郎くんの青春物語と並行して走るのが寿恵子さんとの恋愛模様になります。高知編で万太郎くんは実家の家業を犠牲にして植物学の道に進んでいいのか、悩みながらも最終的にはその道に駆け出していくことになるんですけど、東京に行ってからはもう一直線に走り続ける、そのグルーヴ感。子役の小林(優仁)さんが、万太郎くんの学問に目覚めていくパートを演じてくれていましたが、一直線に邁進していくその疾走感を東京編では神木さんが見事に発揮していますので、そこも見どころですね。

ーー高知編とはまた違った、新たな万太郎の一面が見られると。

松川:そうですね。高知編で苦しんでいた万太郎くんが解放されて、そこにどんどん周りが巻き込まれていく。一緒に新しいことをやろうぜっていう感じですね。

ーー東京編での注目キャラは?

松川:万太郎くんが下宿することになる長屋の面々は個性豊かです。魅力的なチームワークになっています。あとは、物語前半での万太郎くんの大きな壁として立ちはだかる、東京大学植物学教室の田邊教授を演じていただく要潤さんとのライバル対決もまた見どころです。

■放送情報
NHK連続テレビ小説『らんまん』【全130回(全26週)】
総合:午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00
BSプレミアム・BS4K:7:30〜7:45、(再放送)11:00 〜11:15
出演:神木隆之介、浜辺美波、志尊淳、佐久間由衣、広末涼子、松坂慶子ほか
作:長田育恵
語り:宮﨑あおい
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん
制作統括:松川博敬
プロデューサー:板垣麻衣子、浅沼利信、藤原敬久
演出:渡邊良雄、津田温子、深川貴志ほか
写真提供=NHK

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