松田龍平主演『連続ドラマW 0.5の男』ポスター完成 臼田あさ美、西野七瀬らの姿も

『連続ドラマW 0.5の男』ポスター完成

 松田龍平が主演を務める『連続ドラマW 0.5の男』のポスタービジュアルが公開された。

 2016年公開の映画『モヒカン故郷に帰る』以来、7年ぶりに松田と沖田修一監督がタッグを組む本作。実家暮らしの40歳のひきこもり男が、家の建て替えをきっかけに、妹家族と2.5世帯住宅に住むことになる。これまで、自由気ままでストレスフリーな生活を謳歌していたが、暮らしが一変。否応なしに家族のゴタゴタに巻き込まれ、外の世界に放り出され、少しずつ新しい自分になっていく。新時代の家族の姿を、温かな目線で描くホームドラマだ。

 完成したポスタービジュアルは、実家でひきこもり中のボサボサ髪で何も考えていないように見える主人公・雅治(松田龍平)が、これから始まる妹家族との2.5世帯生活に対して、自分の聖域が侵されることに一抹の不安を抱えながらもマイペースな風情で表現。キャッチコピーの「ひきこもりでも、無職でも、今日も必死に生きている。」は一見、気楽に毎日をエンジョイしているように見える雅治の内面にある葛藤、その外と中のギャップを代弁している。

 全体的に水色とグレーを基調としたデザインになっており、彼を取り巻く妹・沙織(臼田あさ美)、姪・恵麻(白鳥玉季)、甥・蓮(加藤矢紘)、住宅メーカーの営業マン・川村(井之脇海)、義弟・健太(篠原篤)、父親・修(木場勝己)、蓮が通う保育園の保育士・瞳(西野七瀬)、母親・恵子(風吹ジュン)が周りを浮遊しており、未知なる2.5世帯生活への不安なのか、期待なのかが雅治の頭の中で膨らんでいるかのようにも見える。この40歳ひきこもり男が、どんな人間に変化していくのか。

 また、ドラマのスタートを記念して、沖田監督の映画作品が5月21日から25日にかけてがWOWOWで放送される。今回特集されるのは、さかなクンの自伝的エッセイをのん主演で映画化した『さかなのこ』、南極観測隊の料理担当隊員の奮闘を綴った『南極料理人』、無骨な森林伐採作業員と気弱な新人映画監督との交流を綴る『キツツキと雨』、山の中で迷子になった“おばちゃん”たちの騒動を描く『滝を見にいく』、伝説の画家・熊谷守一とその妻・秀子の晩年を題材にした『モリのいる場所』の5本となっている。

■放送・配信情報
『連続ドラマW 0.5の男』(全5話)
WOWOWプライム、WOWOW4K、WOWOWオンデマンドにて、5月28日(日)スタート 毎週日曜22:00〜放送・配信
出演:松田龍平、臼田あさ美、白鳥玉季、加藤矢紘、井之脇海、青木柚、篠原篤、木場勝己、西野七瀬、風吹ジュン
監督:沖田修一、玉澤恭平
脚本:牧五百音、沖田修一
音楽:池永正二
主題歌:工藤祐次郎「たのしいひとり」
プロデューサー:植田春菜、石原仁美、東島真一郎
製作:WOWOW、C.A.L
公式サイト:https://www.wowow.co.jp/drama/original/the-0.5/

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