『スパイダーバース』続編予告でMCUとの関係が明らかに 実写版キャスト登場にも期待
個人的におお! となったのは、1分27秒目に出てくる『トロン』みたいなキャラと2分10秒目あたりに出てくるいかにもアメコミのアートから飛び出したようなスパイダーマン。
前者は恐らく“スパイダーバイト”と呼ばれるスパイダーマン。メタバース空間の中でマーゴという女性が、デジタル空間上のヒーローとして活躍します。後者はクローン・サーガというエピソードの中で出てくる、ピーターのクローン、ベン・ライリーが“スパイダーマン”となった姿。ちなみに“ベン・ライリー”とはベンおじさんの名とメイおばさんの旧姓からとっています。
この2人に象徴されますが、各キャラの特性にあわせ、表現方法を変えているのが、スパイダーバースの面白さです。
そして3人のスパイダーマン同士がお互いを指さして口論するという、スパイダーマンファンにとっておなじみのミーム(ネットの中で拡散されバズる画像)なシーンも出てきます。
この予告の最後のオチのところで、スパイダーマン同士のセラピー中に多数のスパイダーマンたちが乱入してきます。ここよく見ると馬がいますよね? これは西部劇のスパイダーマン“ウェブスリンガー/パトリック・オハラ”とテレパシーでつながる彼の愛馬“ウィドウ”だと思われます。
さて冒頭でアメリカ版の予告のつかみは日本版と違うといいましたが、アメリカ版は実写版のスパイダーマン映像は使用されず、今回のヴィランである“スポット(体中に異次元へアクセスできる穴が空いている)”がフィーチャーされ、またマイルスが学業とヒーロー活動の両立で成績が落ち、両親ともども学校に呼び出されているシーンが紹介されています。
いかがだったでしょうか?
とてもワクワクさせてくれる予告編で本当に楽しみです。さらにこの感じだと、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドも出てくるのでは!?と期待しちゃいますよね。
■公開情報
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
6月16日(金)全国公開
監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン
脚本:フィル・ロード&クリストファー・ミラー、デヴィッド・キャラハム
声優:シャメイク・ムーア、ヘイリー・スタインフェルド、ジェイク・ジョンソン、イッサ・レイ、ジェイソン・シュワルツマン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ルナ・ローレン・ベレス、ヨーマ・タコンヌ、オスカー・アイザック
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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