坂東龍汰、前野朋哉、濱田マリ 『リバーサルオーケストラ』を彩るバイプレイヤーたち
桃井みどり(濱田マリ)
3月5日に放送された『リバーサルオーケストラ スペシャルコンサート大公開SP』にて「別の楽器奏者を演じるならどの楽器がいいか?」と聞かれた際、「ヴィオラのままがいい」と答えた濱田マリは、トップヴィオラの桃井みどりを演じている。濱田は『お耳に合いましたら。』(テレビ東京系)や映画『前田建設ファンタジー営業部』などに出演。役者のほかナレーターや声優も務め幅広く活動しており、クセのある役から素朴なキャラクターまでマルチに演じられる役者だ。
本作で濱田が演じるみどりは、「音楽が好き」という気持ちを若い頃から持ち続け、家事や家族の面倒をみながら玉響でプロの奏者として活動している。第4話では、大学受験を控えた娘の進みたい道と夫が娘へ押し付ける自身の理想との摩擦により家庭環境がピリピリしており、楽器の練習やメンテナンスも満足にできていない状況であることが発覚。「娘には自分の好きだと思うことを続けてほしい」と思っているが、娘のサポートをするために自分の好きなことである音楽や玉響での活動を一時休止しようと決めた。
そのことに対し娘から「自分は好きなことを続けられていない」「本当に意味のあることなのか」と強く当たられ、玉響メンバーのサポートを受け娘の学校でサプライズ演奏を披露。自分の好きなことをする母の姿を見た娘から「カッコよかった」と言われ、娘と夫の理解を得て玉響での活動を継続していくことを決めた。家庭の事情がひと段落するであろう最終回では、何にも縛られずよりのびのびと音楽を楽しむことに集中できるはずだ。
玉響メンバーには他にも、初音のような才能はなかったと嘆きながらも人一倍努力できる才能を持つチェロ首席の佐々木玲緒(瀧内公美)や、認知症の妻の介護と玉響での活動を両立しようと無理をしていたオーボエ首席の穂刈良明(平田満)、いつもポジティブで玉響のムードメーカーとして動き回っているトランペット首席のヨーゼフ(ロイック・ガルニエ)、一流オケに所属していたもののクラシック音楽に見切りをつけ一時はバンド活動をしていたティンパニの藤谷耀司(渋川清彦)など様々なバックボーンを持つ団員が登場している。クライマックスに向けてどんな展開が待ち受けようとも、個性豊かなキャラクターたちが音楽の楽しさを体現する様子を最後まで楽しみたい。
■放送情報
『リバーサルオーケストラ』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:門脇麦、田中圭、瀧内公美、坂東龍汰、濱田マリ、平田満、前野朋哉、行平あい佳、ロイック・ガルニエ、岡部たかし、永山絢斗、恒松祐里、津田健次郎、原日出子、生瀬勝久、相武紗季
脚本:清水友佳子
演出:猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬
チーフプロデューサー:三上絵里子
プロデューサー:鈴間広枝、松山雅則
制作協力:トータルメディアコミュニケーション
製作著作:日本テレビ
©︎日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/reveorche/
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