『ピーター・パン&ウェンディ』4月28日配信へ “フック船長”ジュード・ロウ登場の予告も

『ピーター・パン&ウェンディ』予告編

 デヴィッド・ロウリーが監督を務めた映画『ピーター・パン&ウェンディ』が4月28日よりディズニープラスにて独占配信されることが決定し、あわせてキービジュアルと予告編が公開された。

 1904年にスコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーが発表した戯曲および小説によって発表されて以降、映画やミュージカル、そしてテーマパークのアトラクションとしても世界中で親しまれてきた『ピーター・パン』。空を自由に飛べる少年ピーター・パンとロンドンに住む少女ウェンディら姉弟が不思議な国ネバーランドで冒険を繰り広げる物語で、中でもアメリカでの公開から今年で70周年を迎えるディズニー・アニメーション『ピーター・パン』は、幼いころからその物語に惹かれたというウォルト・ディズニー渾身のファンタジー作品だ。そんな世界中の子供から大人まで幅広い世代に支持され、今なお愛されている小説と名作アニメーションが、新たなストーリーで実写版としてよみがえる。

ピーター・パン&ウェンディ|予告編|Disney+ (ディズニープラス)

 今回、新たに実写映画として描かれるのが、ピーター・パンとウェンディの2人を主人公にした物語。キービジュアルでは、キリっとした表情でまっすぐ前を見据えたピーター・パンとウェンディ、そしてフック船長やティンカー・ベルの姿も確認できる。予告映像では、ピーター・パンがウェンディやその弟たちと出会い、日常を飛び出してネバーランドに旅立っていく様子が、重厚感ある中にもファンタジックに描かれている。

 ピーター・パンを演じるのは、本作が映画の主役初挑戦となるアレクサンダー・モロニー。ウェンディ役は、こちらも映画初主演となる、女優ミラ・ジョボビッチと映画監督ポール・W・S・アンダーソンの娘エヴァー・アンダーソンが担当する。そしてピーター・パンの宿敵フック船長を演じるのは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』や『シャーロック・ホームズ』などで知られるジュード・ロウ。ピーター・パンの親友である妖精ティンカー・ベル役には、ドラマ『ブラッキッシュ』などのヤラ・シャヒディが名を連ねる。ディズニーのファンタジー実写映画『ピートと秘密の友達』や、ロバート・レッドフォード主演の『さらば愛しきアウトロー』などのロウリーがメガホンを取り、トビー・ハルブルックスと共に共同脚本を手がけた。

 ロウリー監督は、「『ピーター・パン&ウェンディ』を制作するにあたり、私たちはJ・M・バリーの原作とウォルト・ディズニーのアニメーションの両方を尊重した映画を作ろうと思いました。私たちは誠実に、大きく開かれた心、そして冒険への壮大な憧れをもって制作に取り組みたかったのです。そして何百人もの素晴らしいアーティストが何年もかけてこの作品の映画化に携わってきました。観客のみなさんが彼らの作品を見て、この乗り物に乗るような体験を通し、新しい視点から永遠の物語を再発見してくれることを楽しみにしています」と語っている。

■配信情報
『ピーター・パン&ウェンディ』
ディズニープラスにて、4月28日(金)より独占配信
監督:デヴィッド・ロウリー
製作総指揮:アダム・ボルバ、トーマス・M・ハメル、トビー・ハルブルックス
製作:ジム・ウィテカー
脚本:デヴィッド・ロウリー、トビー・ハルブルックス
出演:ジュード・ロウ、アレクサンダー・モロニー、エヴァー・アンダーソン、ヤラ・シャヒディほか
原題:Peter Pan & Wendy
©2023 Disney Enterprises, Inc.

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