板谷由夏、大河ドラマ『光る君へ』出演決定 初の実在した人物役に「身が引き締まる思い」
吉高由里子が主演を務める2024年のNHK大河ドラマ『光る君へ』に板谷由夏が出演することが発表された。
NHK大河ドラマ第63作目となる本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部の人生を描く。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高が主演を務め、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本を手がけるのは、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静。
板谷が演じるのは、道隆(井浦新)の嫡妻・高階貴子。宮仕えの経験があり、はきはきした知的な女性。道隆のあとを継ぐ息子たち、そして天皇への入内が見込まれる娘の定子の教育に力を入れる。
なお、板谷の大河ドラマ出演は、『篤姫』(2008年)に続き、本作が2作目となる。
板谷由夏(高階貴子役)コメント
演じる人物の印象と意気込み
高階貴子氏は才女であったと聞きました。道隆を支えながら、子どもたちにもきっと厳しく愛情深く接していた のでは?と想像しています。これから、大石さんの脚本を楽しみに待ちながら、貴子さんのことを感じ、近くに引き寄せていきたいと考えていますが、実在した人物を演じるのは初めてのこと。身が引き締まる思いです。
大河ドラマ出演歴・思い出など
今回の出演を両親が本当に喜んでくれ、なかなか親孝行ができたな、と、思っています。うれしいことです。
およそ1000年前の華やかな京都を舞台に演じる楽しみ
きっとすばらしいセットなのだろうなと、今からとても楽しみです。
あのころの日本を、これから学び、知る。なかなかこんな機会はありません。ドップリとハマっていきたいです。
古都京都の印象や思い出
大好きな京都に、ご縁があるなんて。京都は知れば知るほど、知りたいと思えば思うほど、奥深く、その魅力は底無しだと思っています。新しい京都にまた出会うことが、いまから楽しみです。
■放送情報
『光る君へ』
NHK総合にて、2024年1月より放送予定
出演:吉高由里子、柄本佑、岸谷五朗、国仲涼子、高杉真宙、段田安則、三石琴乃、井浦新、玉置玲央、吉田羊、板谷由夏
作:大石静
制作統括:内田ゆき、松園武大
プロデューサー:大越大士、高橋優香子
広報プロデューサー:川口俊介
演出:中島由貴、佐々木善春、中泉慧、黛りんたろうほか