唐田えりか演じるデリヘル嬢の生き様も 奥野瑛太主演映画『死体の人』予告編公開

奥野瑛太×唐田えりか『死体の人』予告編

 3月17日に公開される奥野瑛太主演映画『死体の人』の追加キャストとして楽駆、きたろう、烏丸せつこの出演が発表され、あわせて予告編とメインビジュアルが公開された。

 本作は、演じることにかける想いは人一倍強いものの、死体役ばかりの売れない役者の不器用な生き方を通して理想と現実の折り合いをつけることの難しさ、そして生きることと死ぬことという普遍的なテーマを、『スクラップ スクラッパー』などを手がけてきた草苅勲監督自身の俳優経験を活かして描いた人間ドラマ。主人公の死体の人・吉田広志役で奥野が主演を務め、死体の人が運命の出会いを果たすヒロイン・加奈役を唐田えりかが担当する。

 楽駆が演じるのは加奈(唐田えりか)の恋人役。“死体の人”(奥野瑛太)の両親役を、きたろうと烏丸せつこが担当する。また、主題歌はTHE イナズマ戦隊が本作のために書き下ろした新曲「僕らはきっとそれだけでいい」に決定した。

 メインビジュアルには、死体役として全力で演技をしようと意気込むも、冴えない雰囲気を隠せない“死体の人”と、そんな彼が出会う運命の相手・加奈のどこか儚げな表情が並ぶ。

奥野瑛太主演映画『死体の人』予告編

 あわせて公開された予告編と場面写真にも、二人の生き下手な姿が収められている。“死体の人”として懸命に励む情けなくも愛おしい姿や、出来心で試した妊娠検査薬で、まさかの陽性反応が出て慌てふためくコミカルなシーンのほか、「こんなことでくらいしか、人を喜ばせられないから」と投げやりに呟く加奈の、恋人との荒んだ日常が描かれる。

■公開情報
『死体の人』
3月17日(金)より、渋谷シネクイントほか全国順次公開
出演:奥野瑛太、唐田えりか、楽駆、田村健太郎、岩瀬亮、烏丸せつこ、きたろう
監督:草苅勲
脚本:草苅勲、渋谷悠
主題歌:「僕らはきっとそれだけでいい」THEイナズマ戦隊(日本クラウン株式会社)
制作プロダクション:オフィスクレッシェンド
配給:ラビットハウス
2022/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/94分/PG12
©︎2022オフィスクレッシェンド
公式サイト:shitainohito.com

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