『長ぐつをはいたネコと9つの命』吹替版キャストに山本耕史、土屋アンナら 本予告も公開
3月17日に公開されるアニメーション映画『長ぐつをはいたネコと9つの命』の日本語吹替版キャストに山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎が決定し、あわせて本予告が公開された。
ユニバーサル・スタジオとドリームワークスのタッグ作となる本作は、『シュレック』シリーズから飛び出した、帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークの伝説(レジェンド)ネコの“プス”を主人公として生まれた、映画『長ぐつをはいたネコ』のシリーズ第2弾。の高さは本作にも引き継がれ、第80回ゴールデングローブ賞アニメ映画賞、第50回アニー賞作品賞、さらに第95回アカデミー賞長編アニメ映画賞にノミネートされた。
発表された日本語吹替版キャストは全部で6名。主人公のプス役を演じる山本は、「この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います」とコメントを寄せた。
プスの元カノで、スリの天才のキティを演じるのは土屋。プスには厳しく接しながらも、目的のために手を組み冒険に同行する、自立したネコだ。土屋は「挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました」と語った。
彼らの前に立ちはだかる敵キャラとして、“3びきのくま”を引き連れた女の子・ゴルディを演じる中川は、「ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました」とコメント。プスと取り合う“願い星”を手に入れて叶えたい願いがいじらしいゴルディについて「何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました」と語り、「ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
プスとキティと冒険をすることになるネコとして生きるイヌのワンコを演じるのは、小関。ワンコは、プスが家ネコになろうとしていた時期に出会い、辛い過去を抱えながらも明るく生きている健気でかわいいイヌかと思いきや、空気を読まずに毒を吐いて場を凍らせるという一面も持つ。小関にとってはこれが初の本格的な声の仕事となり、「かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです」と喜びを語った。
さらにゴルディの“弟”くまのベイビー・ベアを木村、残り1つしかないプスの命を狙う、プスにとって最大の脅威・ウルフを津田が演じる。
あわせて公開された本予告は、躍動感たっぷりのアクションを披露するプスの姿から始まる。医師に9つある命が残り1つになったと告げられ、レジェンドを引退し、家ネコになろうとした場所でネコとして生きるイヌのワンコに出会う。退屈で平穏な日々を過ごすも、プスを利用しようと企む大泥棒一家のゴルディと“3びきのくま”に襲撃され、元カノのキティに協力を求める。手強い敵や最凶の刺客ウルフに追いかけられながら、何でも叶う“願い星”を目指していく様子が映し出される。
コメント
山本耕史(プス役)
光栄なお話をいただきとても嬉しく思いながらも、プスという人気のキャラクターが僕にできるのかという不安もありました。でも、プスが生きていく上で必要としているものやプライドが自分とリンクしたこともあり、演じる中でその不安やプレッシャーを、キャラクター自体が取り除いてくれました。いつもとは違って僕が表現できるのは声だけなので、さらに歌唱シーンもあるので、プスの心情や心境を大事にしつつ、ディレクターさん始め周りの方に教えて頂きながら演じさせていただきました。
この作品には人生で大切なことやワクワクするものが盛り込まれています。
リアルなネコを感じられるような描写もあり、ネコあるあるも楽しめて、世代問わず面白いと思っていただける作品になっていると思います。是非お楽しみ下さい!
土屋アンナ(キティ・フワフワーテ役)
オファーを頂いた事を聞き「イエーイ! 嬉しい!!」と喜びました。
私はアニメーションが大好きで、小さい頃からアニメの世界にたくさんの夢を見せてもらった人間の一人なので、自分が吹替でその中の仲間になれるというのが、とても嬉しいです。
キティは強いキャラクターで挑戦的な台詞が多いんですが、女性らしさも兼ね備えているので、自分にはないその女性らしさの部分を声で表現するのが難しかったです。でも言いまわしの小さなニュアンスで全然印象が変わるのはとても面白く、楽しみながらやらせていただきました。この作品は大冒険のハラハラあり、笑いありで、吹替をしながらもすごく面白い作品だと感じました。自分の子どもたちにも、6匹飼っている猫たちにも見せて、反応が見たいです! ぜひ皆様もご覧ください。
中川翔子(ゴルディ役)
ネコと暮らしていて、ネコ愛で生きている私なので、オファーを頂いた際は飛び上がって喜びました。
私の演じたゴルディは、これまで全くやったことのない一見悪役、でも信念があって、夢があって、家族思いで……、彼女を知れば知るほど何て素敵な女の子だろう、と大好きになりました。
この作品で描かれるのは、「ネコには9つの命があると言われている」というとっても素敵な伝説。
その中で命の大切さや生きることの意味だったり、何が幸せと思うかそれぞれの想いがぶつかり合って派手なアクションもあり、何といっても、ネコ好きは、多幸感につつまれること間違いなしです。
劇場でネコまみれの映像を体中に浴びてもらえたら嬉しいです。
小関裕太(ワンコ役)
オファーを頂き、かねてから声優の仕事に興味と憧れがあったので、ようやく夢が叶うと嬉しかったです。
僕の演じるワンコは、壮絶な過去を持っていながら、それを感じさせない明るさに元気を貰えます。
笑顔で毒づく楽しいキャラクターでもあり、ワンちゃんらしい息遣いや好奇心を声に吹き込んでワンコを作り上げていきました。
僕は、実家でこれまで2匹犬を飼っていたんですが、親や兄弟がいないとき悩みを犬に聞いてもらっていました。そんなふうに、このワンコが、皆さんの心のよりどころになれたら嬉しいです。
■公開情報
『長ぐつをはいたネコと9つの命』
3月17日(金)全国ロードショー
監督:ジョエル・クロフォード
声の出演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ハーヴィー・ギレン、フローレンス・ピュー
日本語吹替版:山本耕史、土屋アンナ、中川翔子、小関裕太、木村昴、津田健次郎
配給:東宝東和、ギャガ
アメリカ/2022年/ カラー/スコープサイズ/5.1chデジタル/104分
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